【感想】ハダカの東京都庁

澤章 / 文春e-book
(12件のレビュー)

総合評価:

平均 3.4
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ブクログレビュー

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  • おっちゃんモノノフ

    おっちゃんモノノフ

    東京都庁の元職員であり、上級職でもあった著者。

    東京都庁の内側のちょっとおかしな職員事情や、知事と都議会議員に挟まれる人間模様など、日本最大の地方公務員集団を風刺することで、一般社会との解離を表出させている。

    後半に掲載されている、東京都議会の古参議員による発言「都政は永遠、、、」は非常に突き刺さった。過剰に上に媚びへつらうことなく、都民のために働かなければならない、という公僕としての真髄が現れていた。

    巻末にここ数代の都知事についての考察がある。挙げてるなかでも、現知事はやはり最悪の知事だろう。詳細は割愛するが、パフォーマンスだけで知事は勤まらない。

    なかなか表沙汰にはならない、都庁の裏側が見れた。更に深掘りしてくれそうなので、期待したい。
    続きを読む

    投稿日:2022.12.12

  • hubhiroko

    hubhiroko

    そこまで衝撃的でもなかった。期待がすごかったからか。どこのトップも同じようなもんなのではないかと思った。現都知事を執拗に批判するが、そういう人だからこそ立候補なんてするんじゃないの、とか思ったり。それでも、都政の裏を曝け出そうとする姿勢は評価するに値するかも。続きを読む

    投稿日:2022.11.10

  • horinagaumezo

    horinagaumezo

    東京都の人事課長などを歴任し、暴露本執筆で小池知事の逆鱗に触れ外郭団体理事長を解任された著者が都庁の実態を明かす。
    紹介される都庁、特に小池都政の裏話的エピソードはなかなか興味深かったが、思っていたより下世話度が高く、ちょっと盛っているのではないかという感もあった。続きを読む

    投稿日:2022.04.05

  • aperitivo

    aperitivo

    このレビューはネタバレを含みます

    簡潔に要点をもった内容は非常に面白かった
    ゴシップ面もあるのは確かだが、事実として大きな組織の病巣がはびこり、独自解釈の社会になってしまっている。
    改革は中々重いが、その時を信じてつみかさねていくしかないだろうと思った。
    続編も待ち望みます。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.03.20

  • おつまみ

    おつまみ

    都民ならば都政について知っておいても良いのでは、と思った。

    都庁内部の暴露的要素が多いので覗き見するみたいで面白くサクッと読めて、小池知事への批判も含まれていると思うので、この辺りは読んで良かった。メディアから発信される情報は操作されていて、相手にとって都合よく作られているんだなと改めて感じた。自分の見せ方がうまい人ほど、騙されないよう私たちは気をつけなければいけない。

    上司次第で働き方が変わるのは、もちろんどこでも一緒ではあるけれど、都知事が短期間でそれぞれの畑が違うところから来られると、職員はさぞかし大変でしょう。それでも中間管理職が一番忙しいのは全国共通で、職場が違えどやはり構図は同じだなあ…なんてことを思った。
    続きを読む

    投稿日:2021.10.23

  • にしこ

    にしこ

    外から見えないアレコレを面白おかしく暴露している。ここまで暴露する地方公務員はいないのでは。ここまで晒して大丈夫?面白かった

    投稿日:2021.10.16

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