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辻村七子, くろのくろ / 集英社オレンジ文庫 (4件のレビュー)
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総合評価:
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sitibu
このレビューはネタバレを含みます
マグナキヴィタスより少し前の話。連作短編集かな。最後はマグナの2人のその後仲良く暮らしてます話。 この世界のアンドロイドは情緒を備えつつも悩むことはあんまりしないです。よくあるSFのようにロボットの葛藤はない。情緒はAIみたく成長するものみたいだけど、わりと行動はシンプルなので読んでて物足りなさもあり…。
投稿日:2023.02.24
Chiehima
良かったです。 アシモフが提唱した『ロボット三原則』に則ったと思われる内容。AI達が、とても人間くさい(笑)。
投稿日:2021.10.16
凪野基
シリーズの前話として読める、ヒトとアンドロイドのお話。お話の時系列が昔→今へと流れることもあり、「そうだったのか!」とはっとするし、もちろん泣きそうにもなる良作なんだけれども(「あー おー」のくだりは…最高)、気持ちが乗ってくるまでが説明調というか、走り始めるまでが長いというか、物語の序盤で少し興ざめすることもあった。(ジナイーダの口調とか……レーベル的にはこれでいいのかなあ?)(レーベル的にといえば、表紙も衝撃でした。こんな硬派?なのでいいの……!?) シリーズ、作者のファンには強くお勧め。続きを読む
投稿日:2021.07.23
馬南神空
「宝石商リチャード」のシリーズで知られる辻村七子氏のSF 短編集。著者紹介を見るまで知らなかったのだけれど、もともとSF畑の人らしく、「マグナ・キヴィタス」の設定を使うのもこれが初めてではないようだ。…その設定や、登場人物が緩く共通する連作短編の形。冒頭の「ジナイーダ」とラストの「reprise」がつながって、きれいにまとまる感じなので、長編小説と思って読んでも良いかもしれない。 肝心の内容は意外なくらいストレートなSF。SF的ガジェットの扱いも、単なるハイテク便利道具の類はもちろん、結婚や家族の形といった社会学的要素まで、最小限の說明でポンポン投げ出していくモダンSFのスタイル。SFを読みつけない読者にとってはけっこうきついんじゃないかな、これ。 ストーリーの方も、天才のクローンたちが、人ではない物として、使い捨てにされていくさまを、監視者の業務報告の形を取った、即物的な文体で描いた「エピタフ」を筆頭にかなりハード。哲学・倫理的な問を読者の喉元に突きつけるような作が並ぶ。 どちらかと言えば、SFの読者に読んでほしいかな。続きを読む
投稿日:2021.05.24
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