【感想】ARIA完全版 [ARIA The MASTERPIECE] 7巻

天野こずえ / 月刊コミックブレイド
(2件のレビュー)

総合評価:

平均 4.5
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ブクログレビュー

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  • saki

    saki

    水面の煌めきが届きそうな、美しい街並やSFと合わせた情緒豊かな世界観、人々の笑顔や眼差し、様々な美しさが画面に満ちていて。心洗われる物語でした。
    日々のひとつひとつを掬い取り、丁寧にその手に取り、己の胸に抱き。そうして祈るようにそっと傍の人の手に重ねる。
    心の原風景たれと、いつかの日に目を瞑りまた思い出したくなりそうです。
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    投稿日:2021.03.23

  • まいつき

    まいつき

    完全版第7巻最終巻。薔薇とクローバー・海との結婚・猫妖精との別れと決意・休日・黄昏の姫君・黒白人形・薔薇の女王・いつもの3人・遥かなる蒼・さよなら白き妖精・ちょっと嬉しいだけ。

    なんといっても、アリスのプリマ昇格の話が感極まります。特にアニメを見てから余計にやばい。アニメではうそっこ記憶喪失のアテナ先輩の話と組み合わせて1話になっていましたね。うそっこ記憶喪失のお詫びもかねてのピクニックが実は昇格試験でした、という展開だったと。実力が先行していて人間関係こじらせていたアリスの成長がねぇ、すごく涙腺崩壊させたんですよ。またシームレスな夕焼けと、二つ名のマッチング。やばいですなぁ。

    最終巻の表紙は灯里たちウンディーネ揃い踏みと思っていたら、アイちゃんでした。にくいことしてくれます。
    「あの頃はよかった」でなくて、過去だけをなつかしむのではなくて、新しい明日へと進むことを恐れずに。
    いやなことも辛いことも理不尽も未来には待っているけれど、新しい出会いや素敵な気づきは未来にたくさんあるのだから。
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    投稿日:2017.11.19

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