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朝宮運河, 綾辻行人, 鈴木光司, 井上雅彦, 福澤徹三, 今邑彩, 岩井志麻子, 小池真理子, 澤村伊智 / 角川ホラー文庫 (17件のレビュー)
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鮎
角川ホラー文庫ベストセレクションのアンソロジー。第二弾の「恐怖」の方を先に読んでたけどこれが第一弾。 綾辻行人「再生」鈴木光司「夢の島クルーズ」は既読でした。「再生」すごく久々に読んだけどやっぱり最高…だな…。初読のなかでお気に入りは今邑彩「鳥の巣」山荘で出会った女性と主人公の会話が進むほどに不穏さが増していき、じわじわとした恐怖に締め付けられた。岩井志麻子「依って件の如し」は陰湿な村社会の厭な話という感じでラストのおぞましさたるや…きょうてぇきょうてぇ。続きを読む
投稿日:2024.01.20
まーちゃん
'23年11月22日、読了。Kindle unlimitedで。 ホラーのアンソロジーで、気軽に読めて、楽しみました。どれも、面白かったです。 全8編中、2作品は以前に読んでいましたが…完全に忘れて…ました。 綾辻さん、小池さん、澤村さんの三作品が、特に好きです! 中でも、最後に収録の澤村さんの「学校は死の匂い」が…以前に体験済みでしたが、やはり一番好き! 小池さんのも、良かった…ちゃんと一冊、読んでみようかな…。続きを読む
投稿日:2023.11.22
knkt09222
このレビューはネタバレを含みます
カバーイラストは濱口真央。 ■綾辻行人 「再生」 (『亀裂』、『眼球綺譚』) 中高生の頃に既読。再読。 思った以上に・・・・の「・・」で笑ってしまった。 ■鈴木光司 「夢の島クルーズ」 (『仄暗い水の底から』) 中高生の頃に既読。再読。 当時はすごい大人の話だと思っていたが、マルチ勧誘というしょぼさとヨットという対比が、実に大人っぽい。 またヨット好きの作者らしい描写(専門用語)もきりっとしている。 ■井上雅彦 「よけいなものが」 (『怪奇幻想短編集 異形博覧会』)★ 面白いアイデア。 よく会話文が連続するときに陥りがちな混乱を逆手にとって。巧み。 ■福澤徹三 「五月の陥穽」 (『怪談歳時記 12か月の悪夢』)★ こ……、これは実に嫌な小説! というのも子供の頃、こういう夢をよく見た。 天井裏の筒状の通路に入ったはいいがつっかえてしまうとか。 あるいは今も時々見ているかもしれない。 いやないやな描写だ。 純・物理的ホラー描写に、笑うしかない。 とってつけたような怨みも笑ってしまった。 ■今邑彩 「鳥の巣」 (『惨劇で祝う五つの記念日 かなわぬ想い』) 正統なホラーで、巧い。 映画「・・・・・・・・」あたりを思い出すが、その公開より早い。 ■岩井志麻子 「依って件の如し」 (『ぼっけえ、きょうてえ』) 最近既読。 ■小池真理子 「ゾフィーの手袋」 (『異形のものたち』) 解説に森鷗外「舞姫」を彷彿とさせるとあり、なるほど。 単著としては「恋」を読んだのみで、あとは「アイロンのある風景 日本文学100年の名作」「平成怪奇小説傑作集1」や「家が呼ぶー物件ホラー傑作選」で知るだけの作家だが、かなり怪奇小説を手掛けているな。 皆川博子の推薦もあるし、この作家には手を伸ばしてみたいかも。 ■澤村伊智 「学校は死の匂い」 (『などらきの首』) 最近既読。 ◇解説 朝宮運河
投稿日:2023.10.24
葦湯♨️
名作の寄せ集めなのでもちろん良い ただ半分は読んだことある作品だった 読んだことなくて面白かった作品が収録されてる短編集を買うことにした
投稿日:2023.09.03
miegoreng
読んだことのある話が最初2話続いたので 同じ本を買ったかと焦った。 オーストリア人の幽霊にイラつく。
投稿日:2023.07.30
まちこ
岩井志麻子と澤村伊智がよかった。 岩井志麻子先生、バラエティ出てきた時文章との差にぶっ飛んだもんな。今回も硬くて陰鬱な空気感。読み慣れるまでちょっとかかる。 学校は死の匂い。うん。好意、真っ直ぐ返…ってきてほしいよね。古市くんがいい人格付与されてるなぁ。続きを読む
投稿日:2023.05.19
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