【感想】千夜千冊エディション　サブカルズ

第１章　ポップ・ヒップ・クール

1701夜　スーザン・ストラッサー 『欲望を生み出す社会』
1681夜　アン・ウィルソン・シェフ 『嗜癖する社会』
1647夜　シリーズ20世紀の記憶 『ロストゼネレ…ーション』
1751夜　ジョン・リーランド 『ヒップ』
1735夜　ディック・ヘブディジ 『サブカルチャー』
1725夜　ノーマン・メイラー 『ぼく自身のための広告（上・下）』
1516夜　ディック・パウンテン＆デイヴィッド・ロビンズ 『クール・ルールズ』
1122夜　アンディ・ウォーホル 『ぼくの哲学』
498夜　ジーン・スタイン＆ジョージ・プリンプトン 『イーディ』
1124夜　ラリイ・マキャフリイ 『アヴァン・ポップ』

第２章　サブカル・ジャパン

1172夜　ドナルド・リチー 『イメージ・ファクトリー』
30夜　イアン・ビュルマ 『日本のサブカルチャー』
766夜　秋山邦晴・小野田勇・村上紀史郎ほか 『文化の仕掛人』
1749夜　宮沢章夫・ＮＨＫ制作班 『ニッポン戦後サブカルチャー史 および 深掘り進化論』
818夜　秋山祐徳太子 『泡沫桀人列伝』
81夜　植草甚一 『ぼくは散歩と雑学がすき』
1152夜　都築響一 『賃貸宇宙』
1583夜　酒井順子 『ユーミンの罪／オリーブの罠』
1319夜　米澤泉 『コスメの時代』
661夜　榊原史保美 『やおい幻論』
396夜　井田真木子 『フォーカスな人たち』

第３章　「おたく」と「萌え」

184夜　フレデリック・ショット 『ニッポンマンガ論』
1251夜　スーザン・Ｊ・ネイピア 『現代日本のアニメ』
587夜　平林久和・赤尾晃一 『ゲームの大学』
127夜　ポケモンビジネス研究会 『ポケモンの秘密』
1643夜　アン・アリスン 『菊とポケモン』
1752夜　大塚英志 『「おたく」の精神史』
1755夜　東浩紀 『動物化するポストモダン／ゲーム的リアリズムの誕生』
1248夜　森川嘉一郎 『趣都の誕生』
1684夜　大泉実成 『萌えの研究』
321夜　乙一 『夏と花火と私の死体』
1640夜　住野よる 『君の膵臓をたべたい』続きを読む

ようやく読み終えた。松岡翁の視点はいつになく冴えわたりサブカルが現代だけでなくずいぶんと前からのものであることを教えてくれた。

依存と習慣と嗜癖で社会文化や生活文化が成り立ってきたというのに　泉鏡花　文化の多彩な爛熟　ライカが世界を瞠目させた　くつがえ覆って　日本で言えばシャネルズ鈴木雅之達が顔を黒く塗って黒眼鏡をし　グルーヴ…とは、元々レコードの溝を顕す言葉なのだが、その粗野なレコード盤が齎す波打つ溝から出て来るような音は、とみ頓にブルースっぽかったのである。　ふけん父権的な宗教　あれこれ彼此　きょうざつ夾雑と重畳ちょうじょう　タオイズム道教　ネオテニー幼形成熟　アドレサンス（思春期）の揺らぎ　角川武蔵野ミュージアム館長続きを読む