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貴戸理恵 / 岩波ジュニア新書 (18件のレビュー)
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大吉堂
女性作家による女性が主人公の小説を読み解き、今を生きる少女たちの生きづらさや葛藤を浮き彫りにする。 教室、恋愛、家族、大人をキーワードに導き出されるものは、どうしようもない現実。しかしその先には希望も…あることも示唆する。その力が小説にはある。続きを読む
投稿日:2024.01.14
シマウマ
子供にとっては学校だけが世界に見えてしまう。そしてその学校という枠から逃げるという発想を描くことは難しい。学生時代にこの本を読んでいたらもう少し楽に学校生活が送れていたかもしれない。子を持つ親としては…自分の子供にも読んでもらいたい本である。続きを読む
投稿日:2023.06.21
司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)
内容: 女性が書き手による、女性が主人公の小説を、 女性の目線で読み解いていくことを通じて、 今を生きる少女たちが 子どもから大人になる過程」で出会うさまざまな経験や悩みを浮き彫りにしていく。 1章… 教室、スクールカースト、いじめ、不登校、友情 2章 恋愛 いろんな愛のカタチ 歪んだ愛のカタチ 3章 親子関係 親子とは 虐待や毒親 4章 大人になるとは 人生のゴールはどこ? 感想(個人): すごく苦しくしんどい10代だった。モヤモヤして。 でも本を読まなかった。開くのは雑誌や漫画ばかりで。 心のモヤモヤを、ドロドロ、 人に吐き出せない感情や自分でもよくわからない事。 そんなのが渦巻いている自分は、別に変ではないんだなって、本を読んでいたら気付けていたかもしれない。 印象に残ったのは3章、家族の話。たしかに、家族というのはプライベートなものだから、『いろんな家族のカタチがある』ということは知っていても具体的にはわからない。本を読むことは、家族の多様性を知る大きなヒントにはなるかもしれないな。邦画の映画はよく見るのでそこで『いろんな家族のあり方』は覗き見ることができたけれども。続きを読む
投稿日:2023.03.29
乙女
こういう、本から色々なことを読み解く新書は好き。 本の文章を分析することで、自分にとって救われるようなことが書いてあると分かる。 今、ローティーンの自分が読んで感じることと、時間が経ってから読んで感…じることは違うと思う。 でも、「女の子」がどういう風にこの「社会」を生きていくのか、生き抜くことが出来るかというのは変わらないと思った。続きを読む
投稿日:2022.05.01
yonosuke2019
「恋愛」の項だけめくってみたけど、いろいろ違和感がある。金原ひとみ先生のファンらしい。「主体性」がキーワードなんだけど、こういうふうに経験されているのだろうか。
投稿日:2019.11.28
霧崎寧々
女子の悩みとは言いながらも、引きこもりや売春などの世間でいう一般的ではない境遇にある女子向けに書かれていると思う。 女子というバカみたいにスカートを短くして、ヘラヘラ笑っているような一般的なイメージに…反発する者、あえてイメージ通りに行動する者。 どんなに努力をしても、周りは所詮見た目という性的な魅力でしか評価をしてくれないことなど、共感できる部分がないわけでもなかった。 女子は何やかんやいろんなものに雁字搦めで生きづらいと思う。 悩みがあっても作中で言及されるほどの悩みやひどい境遇でない私にとっては、そこまでは役には立たなかった気がする。続きを読む
投稿日:2017.03.15
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