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谷崎 潤一郎, しきみ / 立東舎 (11件のレビュー)
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土瓶
このレビューはネタバレを含みます
は? そこで終わりですか?? 愛、というより執着の話かなぁ? 【暫くの間、私は有頂天になって、嬉し紛れに舞台の上を浮かれ廻っていましたが、程なく私の歓びは、私の以前の恋人に依って妨害されました。 (中略) いきなり自分の頭の角を、私の角にしっかりと絡み着かせ、二つの首は飛んで跳ねても離れなくなってしまいました。】 魔術師に魅了された男は、恋人を振ってまで醜い異形(半羊神)の姿にしてもらい魔術師の奴隷にしてもらって歓んでいたのに、恋人が追っかけて来て同じ姿にしてもらってくっついてくる、という。 ストーカー? 違うか。諦めの悪い彼女。 まあ、いろいろやってもそのうち姿は戻るだろうし、むしろ戻ってからの方がゴタゴタしそうだよね。別れるの、別れないの、取ったの、取られたの、と。 魔術師さんがうんざりしそう(笑)
投稿日:2024.04.24
ゆう
現代語訳で絵まであり、絵は有名なデザイナーさんが描かれていて美しいです。最初は不思議な国に迷い込んだような不思議な感覚から最後は愛の物語だと受け取りました。
投稿日:2023.10.29
ひまわりめろん
わからん ちーーーーーっともわからん ただただ美しい文章を書きたかっただけなんじゃね?と思ったりしました だとしたらとても美しい世界観がとても美しい文章で綴られていると思いました あれ?案外この感…想って的を得てるんじゃね? 潤ちゃんどうなのよ?(馴れ馴れしい) というわけで乙女の本棚シリーズ10冊目は谷崎潤一郎の『魔術師』でした続きを読む
投稿日:2023.10.06
かな
乙女の本棚シリーズから、谷崎潤一郎さんとしきみさんのコラボ作品「魔術師」です。しきみさんのイラストは本当にいいです。今作は可愛い感じですね。 ストーリーはある恋人たちの話…。ある公園の一角に小屋…を出している魔術師の妖艶な魅力により、どんなに愛し合う恋人達でも、その仲を引き裂かれてしまう噂を聞いた2人…。こんなに愛し合っているのだから、魔術師のされるがままにはならない…と、彼女は言いだしそれを確かめてみようと一緒に魔術師の小屋を訪れる…。二人の愛の行く末は?? 今回はネタばれしません(^-^;)。前に読んだ「秘密」でもそうだったけれど、彼女はどこまでも健気で愛を信じているのに…なんで彼は??あちゃ…これ少しネタばれしたかなぁ!少し魔術師の元へ行くまでが長く感じしました。でも、どこまでも彼女の愛の清らかさが引き立つ作品だと感じました。ラストのページがすごくいいです。続きを読む
投稿日:2023.07.20
わんこそば
呆気なく男性が魔術に墜ちてしまう。恋人の彼女の決断はあまりにも重い。彼女の気持ちを考えるとあんまりだ…とも思うけどこの結末の未来がそれで良かったと言えるかはわからないが彼女が望んだなら良いのかな…って…何とも寂しいきもちになりました。 魔術師は罪深い。続きを読む
投稿日:2023.06.26
司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)
「名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。」 「私の魂は磁石に吸われる鉄片のように、魔術師の方へ引き寄せられているのでした。 初夏の夕べ、恋人と公園へ行った私は、そこに小屋を出している若く美しい魔術師に出会った。」 谷崎潤一郎の『魔術師』
投稿日:2023.04.21
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