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東海林さだお / 朝日新聞出版 (4件のレビュー)
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総合評価:
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棚田 弘一
緩めのイラストも楽しい、食に関するエッセイ集。ほぼ、庶民的な食べ物を巡る軽い葛藤(と言うが良いか)などを思いのままに綴っている。平昌五輪の頃に書かれたようで、カーリング女子のもぐもぐタイムや「そだねー…」にはまった様子で、「そだねー」は他のエッセイにも度々登場する。 かなり有名な人のはずだが、サンマ「二匹」定食を食べる時の喜びの心境など、ひたすら内容は庶民目線だ。軽く蘊蓄を入れながら、楽しく読み進められる。続きを読む
投稿日:2022.08.31
ina-lib
食のエッセイといえばこの著者は外せません。『週刊朝日』に連載している「あれも食いたいこれも食いたい」をまとめた丸かじりシリーズの最新刊である本書。寿司桶の中のかっぱ巻きの存在や、昔とイメージが変わった…コッペパンやサバ缶のブームなどについて、独特だけど読みやすい東海林節で、おもしろおいしく描きます。 他の丸かじりシリーズも一緒にどうぞ!続きを読む
投稿日:2021.11.26
gmind
相変わらずの東海林さだお節。細かいことによく気がつく。言われてみればナットクということが多い。それを表現する文章のうまさも相変わらず。 かっぱ巻きの時はよい時/パンダかわいや/背脂チャッチャ七草粥は…?/芋けんぴ・WHAT?/鶏むね肉の“向き"/ビビンバはラテンの匂い……。 『ピザが流行り始めたあたりからチーズがとろーっとしてきた。そしていまやとろーり全盛。チーズもこの「とろーり」でもう一生くいっぱぐれがない。 「とろーり」が鉄板の食べ物は、チーズのほかにもう一つある。半熟卵である。出てくるときの様子が好ましい。生卵だと身もふたもなくダラーッと落下するだけだが、半熟卵の場合はおそるおそる出てくる。辺りの様子を窺うように、殻の奥からゆっくり出てきてとろーりと落ちる。こころところに風情がある。満を持して出てきたというヨロコビを感じる。』 シリーズ第43弾!超長寿連載「あれも食いたいこれも食いたい」最新刊! もくじ情報:かっぱ巻きの時はよい時;パンダかわいや;背脂チャッチャ七草粥は?;芋けんぴ・WHAT?;鶏むね肉の“向き”;凍ったバナナで釘は打てるのか?;葛湯の実力;ビビンバはラテンの匂い;日本の行事 その未来;「そだねージャパン」の「もぐもぐタイム」;「キャベツ蕎麦」に驚く人々;太麺という荒くれたち;「チームかき揚げ」は銅メダル;チャーシュー天ぷらとなる;「ヤワラカーイ」でいいのか;カリカリ梅の孤独;日出たくないのにお赤飯〔ほか〕続きを読む
投稿日:2021.04.18
root3
肩肘張らずに読めるシリーズ~カッパ巻き・芋けんぴ・葛湯・チャーシュー天ぷら・残念な(冷や麦に入っている缶詰の)サクランボ・ひまわりの種・焼きそばパン~あれも食いたいこれも食いたいシリーズは43冊目。そ…の前は何の丸かじりだっただろうか?ピョンチャンオリンピックのカーリングで「そだねー」が流行した。ちからカップヌードルがないと嘆いているが、ほかのカップ麺ならあるよね続きを読む
投稿日:2021.01.18
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