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阿部智里 / 文春文庫 (134件のレビュー)
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総合評価:
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K
このシリーズでは異色の学園もの。 主上である宗家を護るべくして存在する山内宗を養成する全寮制の学校が舞台となり、1巻目から登場する雪哉を中心に、身分を超えて友情を育んでいく物語となっている。 どこか飄…々と生きて、人と腹から打ち解け合えないでいるような彼が、親友に出会うことが彼のファンからすると心から嬉しい。爽快感もあり、シリーズの中でとても明るい巻になっていると思う。続きを読む
投稿日:2024.05.02
ロカ
このレビューはネタバレを含みます
ここまでと前の巻の感想で書いてましたが、気になって続きも読んでます(現在進行形) 今回は雪哉が三内衆となるための養成所に入る物語です。 いまだ日嗣の宮の件で争いあう山内の影響を受ける学生たち。 その中での日々でいつものぼんくら次男の姿をしながら、若宮の命をしっかりこなしている雪哉ってこわい(笑) 最後には猿も出てきますが、烏を食う猿とは違うようで謎は深まるばかり……。 でも、日本の神道の神様は肉食ですけどね...( = =) トオイメ目
投稿日:2024.04.23
もすけ
面白かった!! 雪哉がハイスペックに成長しすぎて末恐ろしい…… 一度覚悟を決めたら有言以上のことをやりきる男になってしまって、頼もしくてかっこいいんだけど少し寂しいなぁ。 雪哉が若宮のことを慕って付い…ているんじゃなくて、故郷を守ること=金烏である若宮を守ることってスタンスだからか、若宮との関係がただの主従ではなくて、どちらかと言うとバディ感があるとこが面白いなって感じました。続きを読む
投稿日:2024.04.07
27
喧嘩の時の雪哉が生き生きしてる。 周り必死なのに楽しそう。楽しそうに煽ってる。 思わず笑ってしまった。 喧嘩する「あいつら全員」に含まれた院士。 喧嘩を最初に売られた院士。 盤上訓練は雪哉だからこそ気付いて、上手く利用できた事ですよね。 翠寛院士が少し哀れに思う。 嵐試で普通で勝つつもりだった雪哉。 猿の件で短期決戦に変わったし、相手に悪いと思ってる雪哉。 敵にしたくない。 真の金烏は代々記憶を継承していて、でも当代は記憶が無い。 恐らく原因である先代は山内を守るように門を閉ざしていた。 百年前の黄烏がした歴史書の編纂は山内を守るためのような気がする。 新しい事が分かって、分からない事が増えた。
投稿日:2024.04.02
ミサト
八咫烏シリーズ、毎回テイストが違うのに、なぜ毎回こんなに面白いのだろう ハズレがない 学園ものもいいですね 雪哉と若宮の名コンビの頻度はかなり少ないですが、今回新たに登場する雪哉と同世代のキャラがみん…ないい! 私は明留が一番好き続きを読む
投稿日:2024.03.17
グゥ
今作は武官を養成する勁草院が舞台となっている。ここにきてなぜ養成学校なのかというと、前巻の雪哉の全身全霊をかけた覚悟によるもの。心身共に成長していく姿はとても頼もしい。新たに登場するものたちもまた良い…キャラで、衝突しながら信頼関係を築いていく物語はなんだかんだと引き込まれる。なかなかに容赦ないことをする雪哉を恐ろしく感じる場面も出てくるが、今まで読んできたことを踏まえるとそれだけの決意によるものだと思える。抱え込みすぎる者の心の強さと弱さを合わせ持っているのも分かるからこそ、胸が締め付けられる場面もある。そして、養成学校での話だけに終わらない展開にまたまたググッととのめり込み、やっぱり続きが気になって仕方ない。ちょっと明かすと、猿と金烏と山内のとても密接な関係を窺わせるようなことがチラッと出てくる。事実はいかに?この辺りもとても気になる。 金烏とはどんな存在か?山内とはどんな世界か?過去に何があって未来はどうなるのか?少しずつ明かされていくことにワクワクする。権力や貧富による差別や横暴などにザワザワする。信念による改革と欲望による保守。この辺りの按配もとても良い。続きを読む
投稿日:2024.03.07
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