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畠中恵 / 新潮文庫 (150件のレビュー)
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emi
しゃばけシリーズ第7作目。短編集。 今回も安定の面白さ。人間も妖も、必死に何かを想って頑張る姿がとても良い。 栄吉の修行先でのお話「餡子は甘いか」がいちばん好き。 辛いよね~辛いよね栄吉!私も器用な…方じゃないから気持ちわかるよ!!とめちゃくちゃ共感して、読みながら泣いてしまった… でもひたむきに頑張っているところを、ちゃんと見てくれる人はいる。一皮むけた栄吉の今後が楽しみです。続きを読む
投稿日:2024.03.07
:*:♪・゜’☆…((φ(‘ー’*)
巻末は高橋留美子との対談 ■いっちばん…たちの悪いスリを追って、兄と栄吉が離れて寂しがる若だんなを励ますためのお菓子や春画を探して、妖が町でばったり出会う。 ■いっぷく…唐物屋江戸店西岡屋と新規参入分…家の唐物屋小乃屋との品比べ会。小乃屋跡取り息子七之助。若だんな、三途の川で会った冬吉と再会。 ■天狗の使い魔…信濃山六鬼坊(ろっきぼう)という天狗と管狐(くだぎつね) ■餡子は甘いか…老舗菓子屋安野屋で修行する栄吉 ■ひなのちよがみ…紅白粉問屋一色屋のお雛、薄化粧で商売に励む。続きを読む
投稿日:2023.09.22
katsuya
安定のしゃばけシリーズ。若旦那と妖怪たちが、江戸市中で起こるさまざまな「事件」を微笑ましく解決する。第7巻はどの話も罪のない平穏無事なもので、大作の後に読むにはとても楽だった。旅のお供に、ちょっとした…休憩時間にぴったりの一冊。続きを読む
投稿日:2022.02.17
eri
今回は『じんわり』と来るものが多かったかな? 何にしてもホッとできるシリーズ。 ・いっちばん 若だんな、日限の親分と江戸で横行してる掏摸を追う。 小さい物語りの中でバラバラの物語りがスルスルと1つに…まとまってく…楽しかったです。 ・いっぷく 長崎屋が『品比べ』に巻き込まれる。 若だんなに新たな友ができる? ・天狗の使い魔 若だんなが誘拐される! 大人しく人質となっていない若だんな(笑) さて、どうなるか? ・餡子は甘いか 若だんなの親友・栄吉の目線で書かれてる章。 栄吉、がんばれ! ・ひなのちよがみ 薄化粧のお雛さん。それはそれは美しく可愛らしい。 お雛さん・許嫁の正三郎、そこに現れた秀二郎さんの三角関係…どうなるのか? ・高橋留美子×畠中恵 相思相愛対談❤︎続きを読む
投稿日:2021.12.29
tamiase
五つの話からなる短編集。 『いっぷく』では若だんながある人物と再会し、こちらまで嬉しくなった。 『餡子は甘いか』では、栄吉の菓子作りに対する苦悩が窺え、また、人の気質はそう簡単に変わるものではないのだ…なと思った。 『ひなのちよがみ』では、紅白粉問屋一色屋のお雛さんの、その後を知ることができてよかった。 「何事に付け、やり続ける事が出来ると言うのも、確かに才の一つに違いないんだ。」(『餡子は甘いか』より)続きを読む
投稿日:2021.10.22
1358014番目の読書家
このレビューはネタバレを含みます
今回もほのぼのと1日で読めました。 シリーズもので7作目ともなるとなかなか飛び抜けて面白い、記憶に残る7作目とまでは行きませんがとても好きな作品です。 お雛ちゃんが白塗りをとるお話、栄吉の修行の話が今回の作品の中では好きなお話かな。
投稿日:2021.08.21
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