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レミギウシュ・ムルス, 佐々木申子 / 小学館文庫 (14件のレビュー)
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キムチ27
ポーランド作家初接触、恥ずかしながら、透谷きっての売れっ子人気作家という事も初耳。 帯にあるあらすじを参考に触れハジメ、すいすいと行きかけたが・・のっけから展開に継ぐ転回。あっという間に容疑者となって…行くヴェルネル。 最近お定まりの 交互に進む章、モノローグ・ 33歳ととてつもなく若い有能、かつネット熟達の筆者故、次々と展開して行く場面について行くだけで必死。 ハンドルネームが呼ころころ転変・・誰?? 一方、探偵会社の捜査員に秘めた家庭内事実が徐々に浮き彫りになって行くにつれ 当作品に込められた筆者の想いが姿を現わしていく。 世界全体でむくむくと現実を見せて行く家庭内暴力、特に女性に対するそれの実体。ポーランドと言えばWW2でナチス、ソ連、独に受けた傷が癒えぬままの現在という印象が強かっただけに、改めて驚かされた。 2020年資料で「年間70~100万人の被害者が」存在し、週に3人は亡くなっているという。弁護士、法学者でもある筆者がその現実の告発撲滅の願いを込めての執筆であるこの作品・・交通事故や癌による死亡よりも多いという衝撃がストーリーを越えて私の頃を押しつぶし 昏い読後となった。続きを読む
投稿日:2022.09.23
H
ページターナー本って何?と思ったのが本書を読むきっかけ。実際、展開が程よいスピード感ですいすい読めた。 エヴァは結局10年間どこにいてたの?とは思うし、ブリツキはそれでいいの?とも思うし、警察もまだ…真実を隠してそうだけど、とにかく、本書では二回驚いた。続きを読む
投稿日:2022.06.14
wwords
DVのシーンは凄まじかった。 ストーリーがうまくできていて、できすぎ?と思うことも。 主人公がしっかりしてるんだか、ぼんやりさんなのかがフラフラ変わるので、今ひとつ移入できませんでした。
投稿日:2021.09.14
あかね*.+゚
このレビューはネタバレを含みます
「えっ!?」ってなったのは認める。 確かに驚きの展開だった。 けど読み終わってみれば納得できないことばかり。 この方法しかないと言い切っているがこれだと結果的に普通に旦那殺して国外逃亡するのと何が違うのか教えてほしい。 むしろそっちの方がよっぽど簡単で確実だ。 アイデンティティを盗むということはこれからエヴァとして生きていくということなんだろうか。 いや、本物のエヴァ発見されてるからそれは成り立たないよね? 10年間の真実、エヴァやブリツキに何が起きたのか、結局一切明かされなかったことがある意味一番の衝撃だった。
投稿日:2021.06.04
kanzmrsw
久々にわくわくするミステリィを読んだ。 読み進めるのがつらい暴力的な描写も含まれるが,それすら物語に必要な要素になっている。 原語では続編が既に出版されているとのことなので,邦訳が楽しみ。
投稿日:2021.04.15
NASU88
期待が大きすぎたポーランドミステリー。事件の発端は魅力的なものの、後半のストーリー展開がひたすらチャットによる誘導+行先で入手するUSBメモリ、というパターンで飽きるし、DV描写もしつこすぎる。たしか…に大どんでん返し✖️2は驚愕するけど、ちょっと力技だな。もっと緻密に組み立てた物語と魅力的な登場人物に出会いたかったな。3.0続きを読む
投稿日:2021.04.01
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