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浮世博史 / すばる舎 (3件のレビュー)
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snow--t
日本人の「心」を支える多層的な精神文化を読み解く視点を得るための本。 中高生に社会科を教えてきた著者の助けで、「日本文化」の流れや、各時代の担い手のあり様をおさらいできる。 世の中が複雑になりすぎた…が故、“弱く迷える”を実感しやすい現代。救われるための“藁”は、論理と感情そして「できないこと」が交わっているモノやコトにあるのかもしれない。この本を読んで、そんなことを感じた。続きを読む
投稿日:2021.11.14
甘味処
宗教をテーマにした社会科の先生が話す小話集 正直タイトル詐欺、読み解けた感じはほとんどない 書かれている内容や読みやすさは良いものだけれど、あくまで学校の先生が語る話であって詳細な資料を基にとか独自…視点でとかいったものはなく、本全体としても取っ散らかってる印象が強め。 資料的価値も乏しければ内容もあっさりしすぎてて期待外れ。副読書のコラム集としては文句はないできで文庫本とかで出てたらもっと評価したくなるけれど… といったものでした。手元において何度も読み返す本じゃなかったね。続きを読む
投稿日:2021.07.30
pomet
学校で日本史を教わってから十数年日本史を学ぶ機会がなく更新されていなかった知識が、この本で更新できました。 十数年前、元寇時「やあやあ我こそは〜〜など日本人はやっており、たまたま風が吹かなければ負けて…いた」と習いました。「隠れキリシタン」と習いました。 けれど今は少し見方が変わっているんですね。 文化レベルでの宗教はあるけれど経典があるわけでもない半ば感覚的な「日本の宗教」という視点から見るのはわかりやすく面白かった。 昔の人も今の人と考え方はそう変わらないという共感をもって学べました。続きを読む
投稿日:2021.03.25
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