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アーサー・ディ・リトル・ジャパン / 日経BP (5件のレビュー)
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tomom
関連書籍「モビリティー進化論」がデータ量、説明の詳細さ等非常にためになったので期待して手にしたが、少し内容が散漫になってしまったように感じた。結論としては、OEMがEV/CASE対応を進める中で、サプ…ライヤはこれまでヒエラルキーの下位にあった自社ポジションを見直し、OEMと対等な立場でビジネスを進めるべきとの論旨で、至極納得のいくものであった。改訂版に期待したい。続きを読む
投稿日:2021.05.05
a-yoshi
以前インターネット上で同社のまとめた自動車サプライヤの詳しい資料を見たことがあったが、さらに詳細な解説と一緒にまとめられた本。特に部品ごとの日系世界シェアと今後の成長予測の表などはとても勉強になる。
投稿日:2020.08.12
abico505
直近のCASEやMAASなど自動車OEMの危機感や変革の書籍は多数あったが、そのOEMのサプライヤー目線での書籍は珍しいのと、自分にも大いに関わるだとうと思い手に取った。 内容は段落や構成がしっ…かりとしており体系的にまとめられた本であった。体系的に整理するうえでは良い本であったが切り口や作者の意見があまり辛辣な感じではなかったので強烈な印象は残らなかった。 その中で本書の学びを以下に述べる。 ・日本は系列の垂直統合型、欧米は水平分業型。ただし地域性がましてきたので 今後はコアコンピタンスを高め、各社ニーズに合わせたカスタマイゼーションで プロダクト価値を高めることが重要。また日本の強みのすり合わせ型の効率化も 目指す。 ・日本企業が海外市場で勝ち抜くためにはOEMの仕様書がなくても動ける R&Dが必要。具体的には長期戦略部署の設立やMBDを活用、システム設計。 ・効率を100倍にするにはアジャイル開発が必要である。初期段階では OEMニーズも明確でないため、短い開発期間で常にアップデートしながら 目標への道筋を修正する。ただ大事なのは裁量を与えることと、何を達成したい のかは明確にする必要がある。 ・CASE時代になりtier1は外部機関調査ではなく実現したいしたい世界感を 自ら描く。(外部機関使うと皆が予想できる未来であり、レッドオーシャン化 してる可能性があるため)その中で既存事業の強化に加えて新規事業の創出が 必要。また自動車メーカが把握しにくい領域に進むのも可(例えばカーナビより カーオーディオの関係) ・今までの自動車業界はナッシュ均衡(言い出したものが負け)の状態が続いて いたが、新規プレイヤー(Google、uber)の参加で容易に崩れうる。 ・カルソニックカンセイ(現マレリ)はKKRジャパン(投資ファンド)に経営を 協力依頼している続きを読む
投稿日:2020.05.17
yone97
CASEという大変革時代にサプライヤーはOEMとどう向き合っていくのかその指針が書かれていた。ハーネスを含めた電子部品、インフォテイメント機器、システム化、アジャイル開発、CAE技術、高度なシミュレー…ション技術等求められる分野、広がりはとても大きい。技術の方向性を追いかけていきたい。続きを読む
投稿日:2020.04.18
ganko165cm
①自動車部品の現状の市場規模は現在グローバルで160兆円だが、2030年には40兆円強になると言われている。 ②これまでのハード部品の開発プロセスでは車種ごとの検証が必要だったが、今後はシステムごと…の検証が重要になる。 ③今後はハード部品の開発においても、アジャイル開発が重要であり、何を達成したいのかのコンセプトを明確化し、その達成を図る成果目標を明確にすることが必要。 ④サプライヤーが技術革新を行うためには、組織のビジネスアーキテクチャ・意思決定プロセス・開発/品質管理プロセスを三位一体で考えなくてはならない。 デバイス、車体、人 続きを読む
投稿日:2020.01.13
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