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久坂部羊 / 角川文庫 (12件のレビュー)
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単なる本好き
誰も悪くはない、ないからラストはポッカリ穴が開く「無脳児─」。嫌らしさにゾクっとする「のぞき穴」。この男にとって最高の自己満足、まさに黒医。この二篇は出来がいいと思った。見えない部分が綺麗じゃないこと…は誰しもわかってる。この短編をどこか楽しんでいる君も黒いんだよって? それもわかってる。続きを読む
投稿日:2023.09.20
takahiro
なんというか…面白くもないし、すっきりするわけでもないし、腹が立つわけでもない。もちろん感動なんかしない。どうしてこんな本を書くの?
投稿日:2023.08.19
ultraman719
作者が医者なんで、医療が前面に出てるのは、そうやけど医療ミステリーやないな。イヤミスでもない。 後味が悪いという意味では、かなりやけど… 世間の矛盾というか、気にしながらも、どうにもなってないのを強烈…に皮肉る感じ。 タイトルも何かありそうな感じ。 「無脳児…」は、タイトルからして、おい!そんなタイトルええんか!って思うけど…中身は、間違いでしたで済ませられんオチ。 何にしても、絶対はないのは分かるけど、医者に言われると不安になる…そうしか言えんのやろうけど。 「のぞき穴」は、安易に電車で読めない…覗かれたら、色んな文言で誤解されそう… にしてもあかんやろ!この医者! って感じの短編集7つでございます〜続きを読む
投稿日:2023.01.25
おりりん
初めて読んだ気がしないと思ったら、‹反社会品›の文庫本だった 名前変えて文庫本にするの、知らなかった でもやっぱり読んでしまった【のぞき穴】は私の地元の海岸のことだったので、題材にされて嬉しいような悲…しいような… いろいろブラックすぎて二度よみでも満足しました!続きを読む
投稿日:2022.04.24
nappl0
医療をテーマにしており、作者も医者なので設定に矛盾などを感じず素直に読める。 対立する立場を描いており、自分だったらどちらの立場かを考えながら読んだ。生々しい話もあるが医者の苦悩が少しわかる気がした。… 骨髄ドナーについて興味を持って調べた。今までの自分の知識が刷新されたので読んでよかった。続きを読む
投稿日:2021.05.09
asa
このレビューはネタバレを含みます
久坂部羊さんの短編集好きですが、 BLACK 2 × HUMOR ブラック感半端ないです。 登場人物が心の闇にのまれていく描写を読んでいると疲れてしまう。 だいたいラストにどんでん返しが出てきますが「不義の子」は最後2ページ驚きました。まさかね〜と。
投稿日:2021.03.25
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