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山口雅也 / 光文社文庫 (7件のレビュー)
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総合評価:
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雨音
このレビューはネタバレを含みます
上巻は読むのが辛かったけど…探偵役がゾンビなだけの推理小説なんだと割り切れば下巻は読みやすくなった。 生前の思考を持ったままゾンビになるからこそ生まれる混乱と殺人と遺産が絡み合ってた。もう誰がゾンビなのか分からない。 ゾンビ系が読みたくて手にした本だったので私には合わなかった。最初から推理小説を読みたくて手にしてたら印象は違ったかも。
投稿日:2024.05.27
微糖
わたしは上下巻に分かれていないやつを読んだので、まとめて下巻の方に感想を書きます。正直、謎解きはすごく面白かったですが、あまりにも長すぎて読み切るまで時間がかかり、登場人物も途中でわからなくなったりと…結構混乱してしまいました。私が過去に読んだ作品の中ではトップレベルに長かったのもあり、読みなれていなかったのも原因の一つかと思います。 ただ、世界観は独特で、舞台は葬儀屋なのに何故か重苦しくなくポップに描かれている印象を受けました。長いのは長いですが、最後の方は疾走感もあり一気に読みました。読み終わったあとは余韻も強かったですが、達成感がひときわでした。続きを読む
投稿日:2023.05.01
たっく
名作と聞きつつ、中々機会がなく読めていなかった作品。自分には合わなかった。アメリカが舞台で登場人物の名前が覚えきれず、読むのに疲れてしまった。 謎解き解決からラストシーンに向けてはかなり疾走感があるが、そこまでが長い。また、生者の世界で死者の考えに想いを馳せないと、それぞれの考えが理解できず、真相にたどり着くのは難しい。
投稿日:2022.09.17
花嵐
死者が甦るという現象がアメリカの各地で発生したことが主軸の舞台となる特殊設定ミステリ。最初は設定が突飛すぎて読もうかどうしようか悩んでいたのだが、いざ読み進めてみるとこれが滅茶苦茶面白い!死んだ人間が…甦るわけだが、死者には死者なりの悩みや葛藤がありそこには勿論生者の思惑も絡んでくる。途中まではしっちゃかめっちゃかの乱痴気騒ぎの無礼講パーティーという有り様で、この五里霧中状態にどんな収拾をつけるのか気になって気になって頁をめくる手が止まらなかった。そうして最後に告げられた犯人の名を示す手掛かりは、きちんと作中に散りばめられていたのに全く気付かなかった。うーん、見事にしてやられた!でもこの感覚が最高に気持ちいい!続きを読む
投稿日:2021.11.10
縹リツ
この作品を余すことなく楽しむには私の知識量が少ないんだろうな、という小ネタ?的なのは感じた。 本質は多分あと何回か読まないとちゃんとした感想に至るほど理解出来ていないと思う。それでもグリンは好きだし、キリスト教系の学校に行っていたので聖書はとりあえず読んだことはあったし(章節を表しているのに気付かなかったのは本当に悔しかった)、生屍複雑になるのは予想してたけどなる程と思えたし、何よりもピンクの霊柩車で帰ってきてピンクの霊柩車で出ていく、きちんとまとまって終わっているのが嬉しかった。
投稿日:2020.10.16
はるぽんぽん
そうきたか!っていう意外性にやられた。 動機がかっ飛んでて、ポカーン。 はー、そうでしたか。 はー。 そんな感じでした。
投稿日:2020.04.15
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