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椰月美智子 / 角川文庫 (107件のレビュー)
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にしど
3人の母親の何気ない日常が順番に綴られている冒頭。中盤からそれぞれに事件が起こりそこからは一気読みでした。 巻末の解説にすごくすごく納得。
投稿日:2024.04.17
MR
心が重くなる内容でした 子供を愛しているにもかかわらず、殺してしまったお母さん 亡くなったイシバシユウくんと同じ名前、同じ歳の3家族の物語が並行して進んでいきます 私は日本の働きながら、家事をして子…育てするお母さんたちを尊敬します だからこそ、お母さんたちが癒される時間や居場所を作りたいと思います この本に出てくる男の人、クズばっかり 協力しない、自己中で甘ったれの人はいない方がいいです。マイナスにしかならない 親になっても他の人のために動けない人は考え方を変えてほしい 本当に読んでいて腹が立ちました続きを読む
投稿日:2024.03.21
みーママ
凄惨な子供への虐待シーンから始まる物語に、 お腹の底がひんやり冷たくなりました··· 登場するのは男のコを持つ母親たち。 同じく息子を持つ私は、私が彼女たちの立場だったらどうするのか···と考えなが…ら読みました。 お腹のなかで十月十日、我が子を育んで、 命懸けで出産を果たし、 愛しくてたまらない存在なのに。 憎悪の対象となるのは、なぜ。 母親からしたら、 子供は自分の一部または分身だと思いやすいのかな。 だって、私のお腹から生まれてきたんだもの。 私の思うように育ってくれるよねー♪ ···と思ったら 全っっっ然、思い通りにならないんですけどー?! というのが実際のところ。 身体は親の特徴を引き継いでいても、 子供は別人格。 ···って、アタマでわかっていても、 常に冷静でいられないのが親の悲しいところ。 子供は、 親の期待通りじゃなくていい。 親の思い込みを手放して、 今を大切に見つめる。 そんな人間になれたらな··· 反省の念でいっぱい。 年の暮れに心にグサリと刺さる一冊、気づきをくれてありがた〜い気持ちになりました。続きを読む
投稿日:2023.12.30
miekko
ただ普通に家族みんなでしあわせに生きていきたいだけなのに‥なんでこうなってしまうのだろう、なにか問題が起こって崩れていったとき、どうすることがいちばんいい解決につながるのか考えさせられた
投稿日:2023.10.08
ばあチャル
トルストイ『アンナ・カレーニナ』の冒頭「幸福な家庭はすべて互いに似通っているが、不幸な家庭はそれぞれその不幸のおもむきが、異なっているもの」は印象深い。 その「不幸な家庭」も互いに似通っているのが、…この小説での3家庭だった。わたしはその3家庭を追って描写される場面を、ほんとにドキドキしながら「あるかもしれない?いや、ある」と読んだ。 子供の虐待死事件のニュース報道が頻繁。家庭での虐待が疑われる現場が多くなったように思われる昨今。これは現代病なのか、昔からこうなのか。 この小説から読み取るものはさまざま。たくさんの課題が重なっている現代社会生に生きていくのは、なまなかな覚悟ではいけない。続きを読む
投稿日:2023.09.20
jagarie
このレビューはネタバレを含みます
先が気になって一気に読んだ。後味は悪い。解説にも考えさせられた。怒りでカッとなっても暴力はいけない…、当たり前のことだけど再認識。
投稿日:2023.09.12
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