【感想】黒猫の小夜曲(セレナーデ)

知念実希人 / 光文社文庫
(161件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
43
64
41
2
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • ひこうき雲

    ひこうき雲

    「道案内」を担っていた高位の霊的な存在であったものが黒猫の肉体を得て地上に舞い降りた。
    『優しい死神の飼い方』の続編。
    前作に引き続き、生きるとは、人間らしさとは何なのか、読者に訴えかける物語。
    初めは時に感情に衝き動かされて「非合理的」な行動を取る人間を理解できなかった黒猫のクロも、「友達」を得て「友達」のために、命を懸けた「非合理的」な行動を取るようになる。
    感動のラストは必見。
    続きを読む

    投稿日:2024.04.30

  • 2068210番目の読書家

    2068210番目の読書家

    このレビューはネタバレを含みます

    地縛霊絡みのミステリー。章ごとの短編集かと思ったが、それぞれがよく絡み合っていた。『地球上で唯一、自分たちにいつかは死が訪れるということを知っている生物が、それを知らない生物たちよりも怠惰に生き、死後に未練に縛られる。』

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.04.24

  • 星月夜

    星月夜

    死神シリーズ第二弾。前作が面白かったので手に取った。今回もまた動物になった死神のコミカルさと謎解きのミステリが上手い具合に融合されていて面白かった。
    色々な人の魂に触れて、人間を理解していくクロ。ミステリ部分も前回より強くなっていて、自然とページをめくる手が進んだ。続きを読む

    投稿日:2024.04.01

  • Bフォレスト

    Bフォレスト

    バラバラと思われていたそれぞれの事件が1つに繋がり、死神クロとバディを組んでいた麻矢の秘密も明らかになる過程がしっかりと書かれており、最後すっきりとした結末であった。
    南郷夫妻のストーリーは長年連れ添った妻への不器用な夫からの愛情が表現されており、阿久津一也と知美のストーリーも切ない結果であった。
    しかし全体的には暖かい空気感の漂う内容であり、読了感も良かった。
    続きを読む

    投稿日:2024.03.31

  • ひるあんどん

    ひるあんどん

    黒毛の猫として派遣された死神。地縛霊を救ううちある製薬会社の謎が関わっていた。ピンチにクロ達を助けにきてくれたレオ。最後は今回も悲しいお別れ、わかってたけど泣けた。一つの会社でこんなに殺人や行方不明が続いてたらもう少し騒がれると思うんだけどな。今回は夫婦、恋人同士の絆にジーンときた。続きを読む

    投稿日:2024.03.26

  • m

    m

    前作が大好きで期待値が高かったが、ミステリー要素が増しておもしろく、テイストの違う黒猫の主人恋も好きになり一気に読み進めた

    投稿日:2024.03.22

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。