【感想】名探偵コナン歴史まんが　日本史探偵コナン４　奈良時代～裏切りの巨大像（モニュメント）～

勉強が苦手な人サッカー少年の大吾
体力はないけど学力には自信のある和海
学校の片隅から、気づいたら奈良時代の盧遮那仏建立の現場に。
責任者の行基のとりなしで、下働きとして暮らし始める二人。
意見が対立…しがちな二人は人々と触れ合うことで、少しずつ向き合うようになる。そんな姿がかつての行基とライバルの玄昉の姿に重なり。

奈良時代って火の鳥でも大仏中心に話が進んでいたけど、もっといろんなあるのになー！ここだけで2.3冊やっても良いのではとさえ。
既に我が家のチビちゃんは興味を示さないので、私が一人で読んでるシリーズ。続きを読む

[江戸川区図書館]

予定されているシリーズの中で、今回5冊目として発刊された、歴史の順番上は4巻となる本。でも、、、話の流れとしては一応どの本から読みだしてもいいように、各巻で出てくるタイムドリフタ…ーはそれぞれ別人。

ただ最初の1-2巻は縄文時代、弥生時代と、覚えるのが土器や卑弥呼のことぐらいだったせいもあって、「時代紹介」のみでも歴史入門書として価値を見出していたけれど、戦国時代の8巻やこの奈良時代の4巻、一緒に借りてきた飛鳥時代の3巻となってくると、少し内容の薄さが気になってきた、、、、

この巻で出てくるのは、奈良の大仏を指揮した行基。そして既に死亡したライバルとして出てくる玄昉くらい。遣唐使の話も交え、せめて大宝律令や平城京(平安京)、東大寺や鑑真の話なども出てくると良かったなー。

「コナン推理ファイル」シリーズに比べたら知識ページも読みやすく、量も減ってはいるんだけれど子供が自分からは読まないだろうな、という点はさして変わらず。やはりメインストーリーにもう少し内容を入れ込むか、もう一息！読みやすい、読みたくなるしかけをもった知識ページになると嬉しいなぁ。続きを読む