【感想】樹液そして果実

丸谷才一 / 集英社文芸単行本
(2件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
0
2
0
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • kazyx

    kazyx

    巻末の金屏風の起源に関する論考以外は、すべて文芸評論である。ジョイス、源氏物語、新古今、後鳥羽院、大谷崎、折口信夫、大岡昇平等自分の好きな人、作品を機嫌良く論じており、読者も気持ちがいい。母権性社会と源氏物語を結びつけた「むらさきの色こき時」が、構想が大きく楽しめた。続きを読む

    投稿日:2012.01.23

  • hosinotuki

    hosinotuki

    1、ジョイス(空を飛ぶのは血筋のせいさ、巨大な砂時計のくびれの箇所) かなり、難しかった。ジョイスに連なる作家に刮目。
    2、古典(むらさきの色こき時、北野供養、王朝和歌とモダニズム、室町のころ、ばさら連歌)古今和歌集が鎮魂のためなど、なるほど?と思うことも。
    3、近代(題名略)森鴎外、折口信夫、北原白秋、伊藤整、後鳥羽院、谷崎松子、大岡昇平、中村真一郎、吉行淳之介、などたくさんの人作品に触れていて、それが王朝文学あるいは女権社会に連なるのが面白かった。
    4、芸術(六日のあやめ)
    続きを読む

    投稿日:2011.08.05

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。