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山田敏弘 / 文藝春秋 (11件のレビュー)
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Andy
米国や中国のサイバー戦争や世界中で発生しているハッキングの手口などを赤裸々に語っている。相当詳しくないとこの本は書けないだろう。イランの核開発をマルウェアをUSBメモリーに忍ばせてシステム破壊した内容…など驚きの内容もあり、楽しく読めた。続きを読む
投稿日:2023.06.05
shimu2
【インフラの制御システムを完璧に守るためには、スタックスネットの正体を暴いたドイツ人のラルフ・ラングナーの言葉を借りれば、「内部システムをアナログに回帰させるしか対処法はない」のである】(文中より引用…) もはや犯罪の領域を超え、今や新たな戦闘領域へと化しているサイバー空間。近年に起こった複数の事件を解説しながら、サイバー戦争の脅威について警鐘を鳴らす作品です。著者は、国際報道に携わる中でサイバー分野に興味を抱いたという山田敏弘。 近年の国際政治を理解する上で間違いなく有益となる一冊。日々のニュースで見ている以上にサイバー空間を舞台にした鍔迫り合いが「先を行った」ものであることがよくわかるかと思います。サイバー戦争に関する著作は数多くありますが、最初の一冊として取りあえずオススメしたくなる作品です。 十年ひと昔どころか一年ひと昔の分野だなぁと☆5つ続きを読む
投稿日:2020.03.13
猫サイダー
これから起こるであろうサイバー戦争。 サイバー戦の歴史、個人の犯罪から国の諜報戦、 小さな火種から大きな火種へ、 その歴史を振り返りながらサイバー戦術の重要性を説いて行く。 読み終わって最後に胸に去来…するのは、 住んでいる国の将来へのぼんやりとした不安。続きを読む
投稿日:2020.02.16
maple
いまそこにあるセキュリティ危機の観点からも、フィクション部分の読み物としても興味深い内容。インターポールのセキュリティ担当のエースに日本人がいるとは知りませんでした。
投稿日:2019.06.12
tamamura57
ソフトウェアのセキュリティ上の欠陥で一般に知られてないものをゼロディ脆弱性と呼び、これを利用したサイバー攻撃は防げないため、「ゼロディ」は高値で取引されている。 この「ゼロディ」をタイトルとした本書は…サイバー空間で繰り広げれれている「戦争」を白日のもとに晒したとても興味深い内容です。 拾ったUSBデバイスをPCに差し込むなどは論外、PCやネットワークそしてIoTの機材などは製造元の確認も重要そうです。続きを読む
投稿日:2017.11.19
reso100
サイバー空間での熾烈な戦いが現実のものとなってきている実態を克明に描写している.中国が自国のサイバー環境を厳しく管理していることは周知の事実だが,その実力を活用することでサイバー戦争を有利に仕向けるこ…とが容易であろう.アメリカはスノーデンが暴露したようにこれからも各国の情報を収集するだろう.「ゼロデイ脆弱性」を商品として扱う感覚はこの時代では当然なんだろうが,少し違和感を持つ.意外に能天気な我が国は対策は十分なのか,少し心配だ.続きを読む
投稿日:2017.09.11
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