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施耐庵, 松枝茂夫 / 岩波少年文庫 (9件のレビュー)
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水滸伝を読むきっかけは筒井康隆著『俗物図鑑』なのである。きっかけが俗物だ。天保水滸伝や梁山泊という単語は知っていたが、本家本元の物語は初読み。中国の古典らしく、登場人物の行動などのスケールが大きい。物…語の発端での伏魔殿に封印された108の妖魔を逃がしてしまう話は、どこかパンドラの箱を彷彿させる。軍人などそれ相応の地位にあった者が、陰謀、短気、欲望などから罪を得て梁山泊に集まっていくことろで上巻が終わる。梁山泊の頭領だった王倫が思えば哀れだ。武芸の腕はなくとも知恵で統率することもできたかも知れないのに……。続きを読む
投稿日:2024.01.10
白虎
中国のおカタイ武勇伝かと思いきや、コメディ要素たっぷりのチャンバラで驚いた。 一人一人の主人公が少しづつ繋がっていて面白い。 次巻がとても楽しみ。
投稿日:2023.04.20
dekadanna
中国史が好きな人にはたまらない書なのかと思う。ゲームでも三国志になじみのない状態では、なかなか入っていけなかった。
投稿日:2018.11.12
mhsingapore
なんだかんだ周囲で話題にのぼるので。キャッチコピー的には好漢とか勧善懲悪よりも、「全員悪人」の方がしっくりくる。こんなに残虐なお話でしたっけ?昔々の記憶はほとんど蘇らず。逆に新鮮な気持ちで中巻・下巻も…読み進めたく。続きを読む
投稿日:2017.10.03
Pei
ストーリーはマンガ版とほぼ同じ。 更に詳しいので、話しが飛ばなくて良い。 ほとんどの漢字にはふりがなが振ってあるので読みやすい。
投稿日:2014.11.20
モリゾウ
このレビューはネタバレを含みます
訳者の解説にあるとおりドタバタ騒ぎの連続です。騒ぎの主役がリレー形式に変わっていくけど最終的にどうまとまっていくのか、いかないのか。
投稿日:2014.03.16
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