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青木祐子 / 集英社文庫 (13件のレビュー)
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岩瀬の読書記録
此方のアプリではあまりこの作品の評価は高くないですが、大好きです。一番読み返した作品はこれだと思う。虚言癖だしすぐに人の物を奪うけれど、どうしても憎めない愛らしさも持つ彼女にずっと憧れてた。
投稿日:2023.04.16
雪だるま❄️
このレビューはネタバレを含みます
正確に書くと星3.8。 インタビュー形式で話が進んでいき、それが同じことでも人によって言っていることが違ったり、新たなことが分かったりして面白かった。 最後の、さくらが話すシーンでは今までの登場人物たちが言っていたことと食い違いが結構あって、嘘を見抜くのが大変というか、疲れる。 そしてラストは、私はもうそのまま本が出て欲しかった。 なんというか、ずっと追っていたものがふと消えてしまった感覚。 湊かなえさんの小説に似たところを感じた。
投稿日:2022.06.16
ともちん
権太八重子ことさくらは周りの人間を見事な嘘で騙し、良いとこどりの可愛い女の子。 その嘘を暴くためにライターとして1年間取材を続け、ついに一冊の本が完成する。 さくらはアーティストとして自分は全く何も生…み出しておらず他人の力を借りて有名になっていた。 本が出版されるとき、さくらは失踪していたが、その本が出版された時著者はさくらに塗り替えられ、さくらは母親になり新たな人生を踏み出したのだった p.2019/10/12 18:54続きを読む
投稿日:2021.09.20
りえ
数年前に自分の近くにもいた嘘つき女を思い出して終始気分が悪かった。その人はさくらと違って全然綺麗じゃなかったけど、変な圧を持っていて、息をするように嘘をつき、始末が悪いのが嘘をついてる自覚がなくそれが…本当のことだと自分で本気で信じてしまうことだった。人生でもう二度と関わりたくない人間だ。 本の話に戻るが、これだけ盛大に嘘をつき、周りを振り回しまくれるのも偏にさくらが超絶美少女だからこそ。こういう人が結局得をするのかと思うとやるせないな。 続きを読む
投稿日:2021.08.03
yampuru
私もさくらの嘘に翻弄されながら読み切りました…。なんというか、嘘がうまいというか、相手が嘘を言っているのだと思わせてしまうような巧妙な言い口ですね、しかも、物語の最後の最後まで。そして、ほとんどの人が…そのペースに乗せられ、本当は正しかった自分のほうが悪かったのであるといつの間にか錯覚させられてしまうような…。 本作は”さくら”という主人公の関係者がノンフィクションライターの取材を受ける体裁で”さくら”との間で起こった出来事を語ってゆきながら、”さくら”という人物に迫ってゆく構成になっています。登場人物それぞれが、さくらの紡ぎだす嘘に翻弄されながらも、さくらの魅力に惹かれる人(溺れる人?)、被害を被る人、など様々です。各々が作中の出来事に関わっており、ある人の証言で登場したエピソードが別の人の証言にも登場します。そのため一つの事柄を別の人による解釈で再読することになり、さながら読み手にとってはちょっとした追体験のような感覚です。立場が変わればこんなにも解釈が変わるのか、という様がありありと描かれていて、これもさくらの魅力のせいなのでしょう。かわいい、美人というだけでこんなにも人は、相手のことを信じてしまうものなのかと。 物語の終盤ではさくら自身が取材を受けることになり、それまで明かされなかった真実が語られているようないないような、最後の最後まで読み手もさくらの語り口に翻弄されているような、そんな錯覚に陥ります。 いや、嘘に翻弄されたくはありませんが、自分もさくらに逢ってみたいと思わせてくれる、そんな作品でした。続きを読む
投稿日:2020.01.16
さとびぃ
面白かった。 こーゆー人がいると、ホント、正直者がバカを見る感じで… 善人はつい、最後に天罰が下る結末を予想するけど… そーではないのがスゴイ。。 読後感は良くないけど、引き込まれたーーー
投稿日:2018.12.20
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