【感想】日本人の知らない「クレムリン・メソッド」 世界を動かす11の原理(集英社インターナショナル)

北野幸伯 / 集英社インターナショナル
(21件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • コルベット

    コルベット

    『ケインズ』と『新自由主義』の違いは、『頭痛薬』と『胃薬』の違いと同じ。経済の病状によって使いわければいいだけ。巷では『頭痛薬』と『胃薬』どっちが『万能薬』か?という論争を何十年も続けているけれど

    投稿日:2022.10.13

  • toku

    toku

    日本が生き残るために知っておくべき重要なことが書かれています。
    世界の大局を知るには「主役」「ライバル」「準主役」の動きを見よ
    経済力(GDP)と軍事力(軍事費)で見る
    現在主役はアメリカ、ライバルは中国、準主役は欧州、ロシア、日本

    世界の歴史は覇権争奪の繰り返しである
    国家にはライフサイクルがある
    移行期(混乱期)ー成長期ー成熟期ー衰退期
    成長期か成熟期かは賃金の水準と人口の増加が止まるかどうかを見ればわかる
    中国は日本より30年遅れている
    インドは日本より40年遅れている
    欧州、アメリカ、インド、ロシアとの関係をよく保てば日本の未来は安泰

    国益とは金儲けと安全の確保である
    エネルギーは平和より重要である
    基軸通貨を握るものが世界を制す
    国益のために国家はあらゆる嘘をつく
    世界のすべての情報は操作されている
    「米英」情報ピラミッド(日本はここにはいっている)
    「欧州」情報ピラミッド
    「中共」情報ピラミッド
    「クレムリン」情報ピラミッド
    「イスラム」情報ピラミッド
    人民日報日本語版、ロシア国営ラジオ「ロシアの声」
    yahooニュース
    等で情報収集

    世界の出来事は国の戦略によって仕組まれる
    戦争とは「情報戦」「経済戦」「実戦」の3つである
    「イデオロギー」は国家が大衆を支配する道具にすぎない

    一読をおすすめします。
    続きを読む

    投稿日:2019.05.06

  • miamiachu

    miamiachu

    親友おすすめの1冊。
    世界に過去起きたこと、今起きてることの理由がよくわかる本。ただ私の事なんできっと直ぐに忘れてしまうだろう(かなしいことに)。
    とりあえず北野さんの他の著者を読んでまたこれに戻ってこようっと。続きを読む

    投稿日:2019.03.18

  • ykikuchi

    ykikuchi

    "大国の思想を学び、世界各国がどのような思惑で行動(政治)するのかを著者の視点で紐解いたもの。
    11の原理を紐解いている。
    ?世界の対局を知るには、「主役」「ライバル」「準主役」の動きを見よ
    ?世界の歴史は「覇権争奪」の繰り返しである
    ?国家にはライフサイクルがある
    ?国益とは「金儲け」と「安全の確保」である
    ?「エネルギー」は「平和」より重要である
    ?「基軸通貨」を握るものが世界を制す
    ?「国益」のために、国家はあらゆる「ウソ」をつく
    ?世界のすべての情報は「操作」されている
    ?世界の「出来事」は、国の戦略によって「仕組まれる」
    ?戦争とは、「情報戦」「経済戦」「実戦」の三つである
    ?「イデオロギー」は国家が大衆を支配する「道具」にすぎない

    これらの視点で世界を眺めてみれば、理解できることも多々ある。
    また、各国の民族性、国民性なども学び、どんな思考の癖があるのかも知っておきたい。
    さらには、世界の多くの人が信じている宗教も学びそれぞれの宗教的思想も知っておくべきなのだろう。"
    続きを読む

    投稿日:2018.11.07

  • 波瀬龍

    波瀬龍

    【由来】


    【期待したもの】

    ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。

    【要約】


    【ノート】


    【目次】
    続きを読む

    投稿日:2018.10.28

  • jaguar321

    jaguar321

    このレビューはネタバレを含みます

    国家はそれぞれ主権を持ち独自の戦略で動きます。その中で世界的に影響を及ぼす国の戦略はどのように決められていくのでしょうか。
    世界に影響を与える国とは、覇権国家であり、大国といった強い国です。
    強さとは軍事力を維持できて、それを行使できるということでしょう。
    そんな強い国にもライフサイクルがあり、そしてエネルギーを求めて行動を起こすといった原理があるとのこと。
    北野さんはソ連・ロシアの地政学を身につけた数少ない日本人です。
    日本のために北野さんが広めてくれたクレムリン・メソッドに注目です。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2018.10.06

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