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伊集院静 / 小学館 (26件のレビュー)
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モモマサ
人には帰る場所と時間がある… 思い出を頭の片隅にしまい、チラチラと見え隠れしているのを横目でみながら新たな出会いを期待して生きているような…残りの人生をまんざらでもないようにするには帰る場所と時間を…もち思い出にひたることもひとつかな〜 伊集院先生が旅立ち、先生の言葉や考えを帰る時間のひとつにさせてもらってます。 逗子ホテルみたいな場所に出会いたいですね。 ぜひ〜続きを読む
投稿日:2024.04.19
こうき
No.4/2024 ◯概要 伊集院さんの小説家デビューを支えた 「なぎさホテル」 人間模様やその時の心情、風景が描かれている ◯感想 読んでいるとホッとするような物語でした。 作家の人間性に惹かれ…ました。 正直に自分のことを書く潔さがかっこいい!! ◯印象に残った言葉 「私は1冊の、一行の言葉が、人間に何かを与え、時によっては、その人を救済することがあると信じている。」p.178 続きを読む
投稿日:2024.03.25
koujun
伊集院静さんが亡くなって本当に悲しい。好き嫌いが激しく破天荒な様だが、文章にはあたたかみと品があった。なぎさホテルで過ごした7年間、I支配人はじめ何と多くの素敵な人々に支えられたことか。私も一ファンと…して、あの時逗子の海を歩いてくれてありがとうと伝えたい。御冥福をお祈り申し上げます。続きを読む
投稿日:2023.12.08
ふく
序章の文章の美しさに惹かれて読み始める。 放埒な著者が、周りの人々に支えられながら作家としての礎になるようなものをつくる物語。 突然現れた若者が周りの人にこうも親切にしてもらえるものかと驚くが、著者に…そうさせる魅力や危なっかしさがあったのかもしれないとも思う。 静かに淡々としていて、一見無愛想な印象を受ける筆者だが、人情が見える文章にぐっとくる。 特に海を描写した文章の透明感が抜群で引き込まれるような表現力。続きを読む
投稿日:2023.10.31
miki♪
桑田佳祐さんのファン、という理由で手にとった一冊。 伊集院静氏の本は初めてですが、読み進めやすい文章と描写でスッと読めた。 お酒と借金にまみれ苦悩する若かりしころ、「なぎさホテル」の支配人・スタッフに…温かく迎えいれられた著者。 素性のわからない者を住まわせるなんて、不思議な物語のようではあるが、昭和の古き佳き時代はこんなこともあっただろうと思う。 借金に苦しみながらも本を買い、借金のためとは言え、知人を訪ね歩く著者には不思議な魅力を感じて、帰る場所や時間のある人生を少し羨ましくも感じた。続きを読む
投稿日:2023.06.22
nonbriyasan
サザンが好きで桑田さんが伊集院さんのなぎさホテルを読んで作ったと言う 「なぎさホテル」を聴いた時 真っ先に夏目雅子さんの事が浮かんで 2人の事が書かれている本なのかと思い手にしましたが ホテルの支配人…に拾われてから7年間 ホテル生活の自叙伝でしたが 穏やかな伊集院さんのイメージしか無かった私には荒れてた頃や飲んだくれてた頃 どうにも生活が行き詰まっていた頃などびっくりする事ばかり 在日韓国人2世と言うことも初めて知りました。続きを読む
投稿日:2023.03.05
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