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平岩弓枝 / 講談社文庫 (3件のレビュー)
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じゅう
「平岩弓枝」の長篇時代小説『はやぶさ新八御用旅 (5) 諏訪の妖狐』を読みました。 「平岩弓枝」の作品が続いています。 -----story------------- 築地本願寺脇の水路に紫水晶の観…音像を抱いた女の死体があがった。 不審な水音をきいたという裕福な商人もその後、同じ場所で死んでいた。 そして内藤新宿でも甲府勤番の斬殺死体が見つかる。 背筋をこおらせるような不可解な事件は、「新八郎」を甲州路へと駆りたてた。 シリーズ屈指の謎があきらかにされる待望作! ----------------------- 江戸・南町奉行所の内与力「隼新八郎」が、上司の奉行「根岸肥前守」とともに、武家絡みであるために町方が介入出来ない事件の探索を行なう「はやぶさ新八御用旅」シリーズの第5作… 「はやぶさ新八御用帳」シリーズから通算すると第15作にあたる作品です。 ■発端 ■展開 ■終幕 甲府から諏訪へ、「新八郎」の探索行は続く、、、 白髪なのに肌や体つきは若く、町人か武家の女かも判然としない不思議な水死体が、築地本願寺脇の水路にあがった… 懐中にしのばせた、観音像が彫られた紫水晶が唯一の手がかりだった。 同じ頃、内藤新宿で、身延詣に行ったはずの甲府勤番の惨殺体が見つかった… 「根岸肥前守」は「新八郎」に、甲府への探索行を命じた、、、 周囲に不可解な事件が続き、「新八郎」が甲府から諏訪へと辿り着いた時、一見、関係ないかに見えた江戸の二つの事件がつながったが、そこには、驚くべき真相が隠されていた……。 築地であがった女の水死体… 内藤新宿で見つかった甲府勤番の惨殺体… 江戸、甲府、諏訪――「新八郎」が、江戸で起きた二つの事件の解明を進めるうちに、幕府を揺るがしかねない驚天動地の事実が発覚するという展開でしたね、、、 とはいえ、事件の全貌は「新八郎」もつかみ切れておらず、最後の最後でようやく全体像がつかめるので、読み手側もモヤモヤしながら読み進める感じ… ややフラストレーションの溜まる展開でしたね。続きを読む
投稿日:2024.01.04
マタン
このレビューはネタバレを含みます
ちょっとこの作品はなんか中途半端感が 強くていくらある方法使っても それがぬぐえないと思ったらそう感じた人は 少なくなかったようで安心しました… 今回はある2名の男の行方不明(うち一人惨殺)と 江戸で惨殺されたある男性。 実はこれらの事件にはあるとんでもない 真っ黒黒な不祥事が絡んでいたのです。 ただし真っ黒黒なやつは 終盤にしかわかりませんし あまりすっきりはしないですね。 ページ数のせいか印象薄いな…
投稿日:2023.09.18
hanaasagi
内容(「BOOK」データベースより) 築地本願寺脇の水路に紫水晶の観音像を抱いた女の死体があがった。不審な水音をきいたという裕福な商人もその後、同じ場所で死んでいた。そして内藤新宿でも甲府勤番の斬殺死…体が見つかる。背筋をこおらせるような不可解な事件は、新八郎を甲州路へと駆りたてた。シリーズ屈指の謎があきらかにされる待望作! 平成31年4月16日~20日続きを読む
投稿日:2019.04.20
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