【感想】なくし物をお探しの方は二番線へ 鉄道員・夏目壮太の奮闘

二宮敦人 / 幻冬舎文庫
(13件のレビュー)

総合評価:

平均 3.4
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5
1
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ブクログレビュー

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  • 永杜

    永杜

    国外から駅を楽しみにしてきた少女、夜にいる駅員
    合間合間に連絡を取る友達。

    分数秒毎にかっちりな日本は、確かにはたから見たら
    恐ろしい状態なのかも知れません。
    おおらかにいけたら、それはそれで楽だと思いますが。

    ふたつ目の話で、貨物のみの道、というのがあるのに
    驚きでした。
    よくよく考えれば、確かに普通の道使ってると民家で
    音がうるさいですし、加速もできないやも?

    そんな話の合間に連絡を取っていた友人が
    メインとなった3話目。
    言われてみれば確かに…なので、日本語難しい。
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    投稿日:2024.02.15

  • 多坂まこな

    多坂まこな

    駅員さんの謎解き第二巻。前より鉄道に関する知識が自然に取り入れられていた感じがして、一巻より面白かったかも。

    投稿日:2024.01.11

  • 涼香

    涼香

    1作目に続き心温まるお話。
    車内点検の意味を知り、電車のアナウンスが楽しみになった(笑)

    続編に期待!

    投稿日:2021.03.13

  • ヒボ

    ヒボ

    このレビューはネタバレを含みます

    先日読み終えたシリーズ第1作があまりにもステキで、シリーズ第2作となる本作の存在を知り手にしました。

    蛍川鉄道の藤乃沢駅で働く若手駅員・夏目壮太が本作も主人公の物語。

    藤乃沢駅を中心に描かれていました。

    シリーズ第1作がステキな作品だったが故に期待値が上がりすぎていた感は拭えません。

    タイトルにある「なくし物をお探しの方」が3つのストーリーで描かれています。

    なくし物を探す駅員達。

    決まっていつも謎を解くのは壮太。

    主人公だから当然ですが、本作の壮太はコナン君ばりに謎を解き明かしていきます。

    心温まる優しい物語でありながら、ミステリーの要素も加わったステキな作品でした。

    説明
    内容紹介
    蛍川鉄道の藤乃沢駅で働く若手駅員・夏目壮太は〝駅の名探偵〟。ある晩、終電を見送った壮太のもとに、ホームレスのヒゲヨシが駆け込んできた。深夜密かに駅で交流していた電車運転士の自殺を止めてくれというのだが、その運転士を知る駅員は一人もいない――。小さな駅を舞台に、知らぬ者同士が出会い、心がつながる。あったか鉄道員ミステリ。
    内容(「BOOK」データベースより)
    蛍川鉄道の藤乃沢駅で働く若手駅員・夏目壮太は“駅の名探偵”。ある晩、終電を見送った壮太のもとに、ホームレスのヒゲヨシが駆け込んできた。深夜密かに駅で交流していた電車運転士の自殺を止めてくれというのだが、その運転士を知る駅員は一人もいない―。小さな駅を舞台に、知らぬ者同士が出会い、心がつながる。あったか鉄道員ミステリ。
    著者について
    一九八五年東京都生まれ。一橋大学経済学部卒業。二〇〇九年に『! (ビックリマーク)』でデビューし、『!!(ビックリマーク2)』ほか「! 」シリーズが人気に。その他の著書に『暗黒学校』『郵便配達人 花木瞳子が盗み見る』『殺人鬼(サイコパス)狩り』『廃校の博物館』など多数。本書は駅員・夏目壮太が活躍する『一番線に謎が到着します』の第二弾。
    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    二宮/敦人
    1985年東京都生まれ。一橋大学経済学部卒業。2009年に『!(ビックリマーク)』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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    投稿日:2021.02.14

  • ちこ(´・ω・)

    ちこ(´・ω・)

    「電話友達の直子と純一」
    突然の電話に絶えぬストレス。
    電話の相手が気を許せる相手であれば、少しでも話が出来ただけでかなり気分転換にはなるだろうな。

    「クロエと偽駅員」
    海外と日本の鉄道の違い。
    かに規則ばかりで息苦しさを感じるかもしれないが、その規則があるからこそ安心して乗る事が出来るんだよな。

    「電話友達の直子と純一」
    話したい事はあるが時間がない。
    彼女は一体彼に何を隠していて、それを打ち明けたいのか分からないが互いに気持ちに余裕がない感じだな。

    「ヒゲヨシと見えない運転士」
    山奥で動かない地図を見つめ。
    そんなに細かく区分されている事や、一般人の知らぬ所に線路があると思いもしなかったが彼が無事で良かった。

    「電話友達の直子と純一」
    都合良く扱われている気がして。
    相手の話だけ聞き自分の時は、毎回遠回しに断われ続けたら何かおかしくないかと疑いたくもなるよな。

    「新藤純一と、ちっとも会えない本間直子」
    彼女が電話越しに伝えようとした事。
    中々言い出しにくい話ではあるが、もっと早く話していれば彼の心中も少し変わっていたかもしれないな。

    「駅と仲間たち」
    一人との繋がりから広がる輪。
    何気ないきっかけで知り合った相手にも知り合いはいる訳で、そんな人達が集まったら初対面であろうと楽しいのかもしれないな。
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    投稿日:2019.07.20

  • ひるあんどん

    ひるあんどん

    このレビューはネタバレを含みます

    蛍川鉄道藤乃沢駅駅員夏目壮太の活躍。鉄道員ミステリ。ほのぼのとしたミステリー。鉄道員さんのお仕事の裏側が見られて楽しい。海外で日本の車両が利用されていることは知っていましたが、結びつかなかった。貨物列車だけが走る線路があり、それは地図にも載っていないとは。鉄道関係者か鉄オタさんしかわからないですよね。壮太が車掌登用試験受けることになりましたが、シリーズは続くのでしょうか?

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    投稿日:2018.06.26

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