【感想】外道クライマー(集英社インターナショナル)

宮城公博 / 集英社インターナショナル
(25件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
6
10
7
1
0

ブクログレビュー

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  • tsuchinoko2021

    tsuchinoko2021

    長らく積読本なっていたが、ようやく手に取った。 1990年代から始まった国内の大滝登攀も、剣沢大滝、称名滝が登られ、次は大渓谷のゴルジュ突破の時代になった。 著者は国内を代表する沢屋である。称名廊下や台湾のゴルジェ、タイのジャングルでの46日間の溯行は、その迫真の文章に魂が揺さぶられた。 かつて私も沢登りに狂い、台湾の未踏の渓谷にチャレンジしたこともあったが、この本は見事に沢屋の本心を表現してくれたと思う。 写真や溯行図をもっと見たかったが、それを置いても、山の本では数少ない沢登りの記録として貴重である。続きを読む

    投稿日:2021.01.24

  • ゆうすけ

    ゆうすけ

    人間なかなか死なないもんだなと思った。
    でも、自分だったらすぐ死ぬと思う。
    集英社がこの反社会的(?)な本を出版したことは英断。最後の解説も良かった。

    投稿日:2020.11.06

  • miyabiman

    miyabiman

    最初から吸い込まれるように一気に読んだ。
    沢をやったことが無いがやりたいと思った。
    相棒の方とのやりとりは面白いしやってる事は決死の事だがそのやり取りが少し和む。
    凄い人だなあ。かっこいい。

    投稿日:2020.06.15

  • sai

    sai

    その辺にいる人ではできないようなことをしていることはわかる。
    生死を賭してやる価値がある、と感じている、ということもわかる。共感できもする(実際に同じような行動はできないにしても)。

    しかし。
    多くのページを割いているタイのジャングル遡行については、読んでいて気分のいいものではなかった。
    せめて、ジャングルに入る前に出会った人たちへ、戻ってきた報告をするというような場面は欲しかった。

    解説を読んで、本の内容について、再度残念に思った。

    払ってもいい金額:300円
    続きを読む

    投稿日:2020.01.18

  • さわき

    さわき

    図書館で借りた宮城公博さんの著書。小気味いい文章でぐいぐい引き込まれる。かなり極限の世界に違いないが、ほんと面白かった。自分にはもちろん真似はできないけど、沢ヤの世界に足を踏み出した身としては、こういう世界もあるんだ、と知ることができたことが収穫。しかし、宮城さんだけでなく、登場人物みんながかなりの変態だった。続きを読む

    投稿日:2019.10.10

  • yamasnowboarder

    yamasnowboarder

    何といってもタイのジャングルの沢登りの記事が面白かった!!
    ザックを浮袋に川下りなんて滝や激流を想像するとありえないくらい怖すぎるし、塩コショウの量で喧嘩とか明らかに理性をコントロールできないような極限状態にあった状況もリアルだった。
    作者の初遡行・初登攀に対する気持ちとこだわりに熱いものを感じました!
    あと最終章を読んで、表面的な情報だけで喜怒哀楽してはいけない、「よく考える」ことがすごく重要だと思った。
    続きを読む

    投稿日:2018.11.25

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