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谷津矢車 / 幻冬舎単行本 (4件のレビュー)
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nobwow
途中まで程々な気分で読んでたが、最後でぐぐぐぐぐ〜っとアガったっす。著者の狙い通り、気持ち良くハマってしまったなぁ。
投稿日:2022.02.18
ひとし
『この男、正義の味方か大悪党か。』と帯にある。いや、どう考えても、単なる馬鹿でしょう。と私は思ってしまう。愛されると冠がつくが。 次郎吉は愛するお里の借金を返すために、盗みを働き御用となる。戻…った時にはお里は悪徳商人の手の中に。大悪党の裏の顔を持つ七兵衛という医者に出会ったことで、次郎吉の生活は大きく変わり、やがて鼠小僧となるのだった。 次郎吉は、ただお里が好きで、お里を取り戻したいがためだけに盗みを働くのだが、その度気分良く金を振り撒いたり酒を飲んではその金が無くなってしまう。 この時点で本当何をやってんだろう?って思ってしまうんですよね。ただ一途にお里を取り戻したいという思いから一生懸命に金を貯めるのであれば、盗みは働いてもなんていい奴なんだと思うんですが、何で振り撒いたり酒を飲んですっからかんになったりするのかと。でも、そういう次郎吉だからこそのラストシーンなんでしょうね。 ラストシーンは圧巻です。『しょったれ半蔵』と間違えて手にしてしまったものの、面白い時代小説を読むことができた。続きを読む
投稿日:2019.01.26
a0061878
鼠小僧は世間では義賊と人気があるけど、ほんとはそんなことはない。瓦版がそう書いただけ。盗んだ金はすぐに博打と酒に使い、そのくせ自分はあくせく働いていると言う主人公が好きになれない。
投稿日:2017.01.25
misachi68
鼠小僧って大名から盗んで貧乏な庶民にお金を配る義賊だって有名ですけど、そんな正義感あふれるようなヒーローではなく、 ただただ好きな女のためにお金を盗むダメンズっていう話。 ラストはちょっと切ない。
投稿日:2016.07.17
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