【感想】愛するということ

小池真理子 / 幻冬舎文庫
(26件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
5
6
9
3
1

ブクログレビュー

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  • 橘

    わかるところもわからないところも。でも人の恋愛ってそういうものか…自分の恋愛でもよくわからないし。
    野呂さんを烈しく愛して失って、というマヤの心の移り変わりがしみじみと感じられました。失恋した事ある人ならグッとくるだろうな。失恋した事ない人なんていないだろうけど。
    でも野呂さんの性癖はちょっとうっ…ときました。正直とか率直というのも時には考えものなのかもしれない。
    柿村さんも拝島さんも、こういう友情もきっとあるだろうなと思う。でもマヤを性的に奔放って捉える人もいるんだろな……
    続きを読む

    投稿日:2021.11.05

  • 蔵

    少し考え過ぎかなぁ、もう少し楽に人を愛していくことはできないのかなあ…
    あれでは疲れて恋愛が苦しいだけでは…と感じる物語ですねー、恋愛中楽しいのかな、あの人は。
    個人差があるでしょうが、もうちょっと楽にニュートラルな感覚でいた方がいいかなぁ、あたしは^^続きを読む

    投稿日:2021.07.31

  • mochi

    mochi

    表紙通りの大人の恋愛でした。不倫からの別れ。忘れられない気持ちをどうしたらいいのか、どうしたら忘れられるのか…辛く切ない恋愛でしたが、バイトの菜穂子や柿村さん人との関わりで少しずつ変わっていく様子は勉強になりました。やっぱり行動を起こさないと変わっていけないものなのかも。続きを読む

    投稿日:2019.06.24

  • よっすー

    よっすー

    このレビューはネタバレを含みます

    ひとつの恋が始まって、
    終わらせようとする時に
    生まれる苦しみが
    とてもリアルに、
    いきいきと描かれていて
    読んでいて息がつまるほど。

    本当に人を好きになると、
    こんなにも苦しく、
    それこそが生きているということなのだ、
    と、ひしひしと感じさせられる。

    再生への過程もとてもリアルで
    人の感情、感傷が
    苦しい中で小さな光を
    ゆっくりと見つけていくようで
    読むよりも感じるような
    小説だった。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2018.07.05

  • 愛と幻想

    愛と幻想

    薄くもないし濃くもない、ということは薄っぺらという感じはしなかったということかな。
    描かれているのは人たちが一般的な人かどうかは別にして描かれている感情に関しては生々しいものがあったかな。ありふれたことなのかもだけど、こんな風に書かれると無視しにくいというか。『愛するということ』について多くの人が通る気持ちがよくまとまっていると思う。続きを読む

    投稿日:2018.02.21

  • 長谷川真澄

    長谷川真澄

    小池真理子さんの小説が好き。
    ませた女の子が年上男性を好きになって、夢中になって、自分を無くして、捨てられて、
    こじらせた憧れを含めて、むっとする色気を感じて、うっとりしてしまう。

    投稿日:2017.09.09

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