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尾玉なみえ / 月刊少年シリウス (4件のレビュー)
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月の騎士
このレビューはネタバレを含みます
「純情パイン」でおなじみ(?)の尾玉なみえ氏の短編集。 独特の会話テンポと妙なハイテンションは変わらず、 「少年ジャンプ」から「ヤングジャンプ」や「ビジネスジャンプ」に連載誌が移っただけに、 ネタはよりブラック&シュール、そしてちょいとした(時に激しい)下ネタが混じっている。 セールスマンと奥さんがボケを重ねまくる「燃えよセールス!!」はギャグの新境地を感じた。 「サルッ子ぺぺ」は時に出るぺぺのワンフレーズが破壊力抜群。 (例:ほんとにヒトってば、ヒト至上主義!!!) 好き嫌いは分かれるだろうが、私はやっぱりわりと好き。
投稿日:2011.10.06
hammerpunch
“打ち切りの女王”尾玉なみえ先生の突き抜けた天才っぷりにほどよいオブラートに包んで悪臭を抑えた作品。 “売らんといて 捨てんといて 置いといて”
投稿日:2011.02.28
クロネコさん
尾玉なみえ待望の短編集です。 この中の燃えよセールスというシリーズが特に好き。 尾玉なみえ先生のマンガは登場人物同士が漫才というかコントを繰り広げているのと独特のセリフまわしがたまらないです。 …ボケやツッコミも大事だけどなにより常軌を逸したノリとフリが最高のスパイスなんだと思います。 舞台は日常なのに完全に狂ってる! だがそれがいい。続きを読む
投稿日:2010.01.07
おーい粗茶
筒井康隆の遺伝子を感じる収録作「燃えよセールス!!」はブラックユーモアで完成度が高いが、「サルっ子ペペ」の突き抜けた明るい笑いがおすすめ。あえて言うなら脱力系・シュール系だが、そういうのにありがちな「…わかる人にはわかる」的な要素やアート気取りは皆無で、装丁なんかの印象とは裏腹に、読む人を選ばないギャグマンガである。ただしネタのツボがちょっとなんか独特で面白い。Base Ball Bearのベーシスト関根史織ちゃんがブログで紹介してたので読んで見ました。続きを読む
投稿日:2009.11.06
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