【感想】T.R.Y. 北京詐劇

井上尚登 / 角川文庫
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • Bookrium

    Bookrium

    実在した人物である袁世凱をターゲットにしたコン・ゲーム。
    史実とフィクションを絶妙に組み合わせた展開と、壮大な詐欺の手口が丁寧に描かれています。歴史を曲げずに詐欺の成否をどう描くかが鍵だと思いながら読んでいましたが、なるほどという結末に納得です。
    力作と呼ぶに相応しい一冊でした。
    続きを読む

    投稿日:2012.01.29

  • yuyu00

    yuyu00

    今更ながら展開がおもしろい。
    正直前作があるからけっこうパターンはわかります。

    でもそれをきにしないだけのおおきなネタ。
    大物を一般の人間がだます。
    これだけでもわくわくしますものね。

    投稿日:2012.01.28

  • kagetsuna

    kagetsuna

    非常に面白いエンターテイメント小説です。
    若干分厚いですが、最後まで一気に読めてしまいます。
    ラストはやや物足りなさを感じますが、収束へ向けて話がまとまっていくドキドキ感が高すぎたからかな、と。
    また、空腹時に読むと美味しい中華料理(特にお粥・・・!)が食べたくなるので、注意が必要かもしれません。続きを読む

    投稿日:2011.10.27

  • noguri

    noguri

    とっても面白かった「T.R.Y.」の続編。

    今回は、主人公伊沢修が中国を舞台に
    袁世凱を騙そうとするコン・ゲーム小説。
    物語自体はフィクションなのだが、
    現実のノンフィクションとうまく融合していて、
    本当に歴史上に起こった出来事のように楽しめる作品です。

    ラストのどんでん返しは、前作程ではないものの、
    途中の過程は充分楽しませてもらえます。
    文庫本500ページを超える大作ですが、
    ストレスを感じることなく
    次の展開に期待しながら読むことのできる
    エンターテイメント小説だと思います。
    続きを読む

    投稿日:2011.08.26

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