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乃南アサ / 講談社文庫 (7件のレビュー)
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総合評価:
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シャンタン
このレビューはネタバレを含みます
窓ってそういう意味だったんだ。マリちゃんのイライラしていた意味がなんとなくわかりました。たぶん雅美ちゃんも。
投稿日:2021.10.29
minerva-48
前作『鍵』の連作。両親を亡くして、結婚間近の長姉、商社勤務を辞めたぷー太郎の長兄、聴覚障害をもつ高校生の妹の3人で暮らす兄弟が遭遇する事件。 今回は、毒入りジュースでの殺人、閉鎖されたジムでの男性変死…体が、ろう学校に関係する事件として起こる。 新聞記者である長兄の友人も、前作同様に重要な役割。 今後、月日が経つに連れて、この兄弟の人生模様にも様々な変化が起こるそうな予感。サスペンスを超えて、こうした兄弟の経過も気になる。このシリーズ、次回作が出ると嬉しい。続きを読む
投稿日:2017.02.20
kilakila46
聴力障害を抱える麻里子とその家族、友人の有作を含めて、 殺人事件に巻き込まれていくお話。 表題の窓は最後に出てくる感じです。 結構楽しめたので、関連作の「鍵」も読んでみます。
投稿日:2016.04.27
kitarouchan
普通科の高校に通う聴覚に障害のある麻里子。聞こえないことで感じる疎外感は想像することしかできない。何とか折り合いをつけて暮らしている少女にエールを送ろう。 年を取って補聴器を付けてもあまり聞こえなさそ…うな父への想いも込めて。続きを読む
投稿日:2016.02.14
空きみ
青春ミステリ。少女の葛藤が胸を打つ。とても良かった。 あらすじ(背表紙より) 高校三年になった麻里子は、将来への不安からか周囲との隔たりに苛立ちを隠せない。そんな折に起きた「毒入りジュース事件」の容疑…者が同じ聴覚に障害のある少年だと知り、麻里子は自らの思いを重ねて彼に会いに行くが、彼女を拒絶する厳しい言葉に衝撃を受ける…。少女のひたむきさが胸に迫る傑作長編。続きを読む
投稿日:2016.02.07
no-chindayo
聴覚に障がいをもつ主人公麻里子のモヤモヤ感が好きになれず、イマイチだった。 全体的に登場する人皆がはっきりしないし、犯人のうつうつ感も不快。 その中で猟奇的殺人だけが生々しくて、逆に巻き込まれている麻…里子たちに現実味がなかった。 いろんな伏線が逆にじゃま?続きを読む
投稿日:2016.01.26
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