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吉本ばなな / 文春文庫 (164件のレビュー)
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sena
忘れてしまった過去の記憶でも、 体、感覚は過去を覚えていてそれが心に繋がっていく。 そんな短編集です。 癒される柔らかい文章ですが、 考えさせられる言葉がたくさんあります。 …13篇もあるんです。 ぎくり。とするお話しが、きっとみつかるでしょう。 続きを読む
投稿日:2024.02.05
MiuraKatsu
色んな家庭があって、普通の家庭というものはなくて、それぞれの家庭がそれぞれ違うのだけれども、ちょっとずつ自分の家庭の部分部分に、すこしにてて、なんだかさめざめと、言葉が身体の奥の方に落ちて響くような話…ばかりだった。 僕の家が、そんな家だったからなのかも知れないけど。続きを読む
投稿日:2024.01.29
空
初吉本ばななさんでした。 ちょっと難しい話を書く方なのかなという先入観を持っていましたが、全く違って丁寧で綺麗な印象でした。 ありそうでない、なさそうでありそうな日常のお話でゆっくりと大切に読みたくな…る文章で私は好きな1冊となりました。 ばななさんの 他の本も読んでみたいです。続きを読む
投稿日:2023.09.23
yamamiya
吉本ばななさんの本に裏切られたことがない……ひとつの文章の読みやすさと程よい軽さのユーモアといったら!授業中にこそこそ読むのにぴったりで、
投稿日:2023.01.26
Shino
タイトルの通り、「はっきりとした根拠はないけどなんとなく体がさまざまなことを感じ取ってしまう体験」を共通テーマとした短編集。 「みどりのゆび」と「田所さん」が特に好き。 よしもとばななさんの文章は美し…いなと改めて思いました。筆者本人も体調を崩していた時に書いた作品らしく、年末に数日寝込んだ身としては体を大切に生きようと改めて思いました。続きを読む
投稿日:2023.01.12
brass137
SNSもテレビのニュースも「正義」に溢れていて、 「ちゃんと」してないとすぐ炎上、 「ルール」を守らないやつには何を言ってもいい、 不倫・不謹慎・悪口・サボりは許されざる非道。みたいなことばかりなの…で なんだか拍子抜けするような力の抜けた生活たちにほっとする。 とはいえ私も読みながら 「酒飲みながら子供とボートなんて」 「傘返せよ」 「じいさんと寝るなよ」 とか何度も思って、 「明るい夕方」では、「さぼっちゃったんだからこの子は自業自得」と少し思ってしまう自分にハッとする。 嫌な言葉だなー、自業自得。 自分も業を背負わせてる一員かもしれないのに。 「自分の中に眠る憎しみのパワーを全部とりあえずそこに注ぎ込んでそのもののせいにすることに中毒してあるみたいな変な状態になって、戦争っておこるのかもしれない……」 そうかもしれない… そうだよな、他の人のことなんて、本当はどうでもいいよな。 このときの「私」に友達が来てくれたみたいに、どうでもよくない人を大切にしていく方がいい。 というかそれしか大事じゃないな。 自分の心と体を、大切な人の心と体をいたわって、 どうでもいいものはそのままにしておこうと思う。 ゆるいようでとてもとても強い短編集だった。 続きを読む
投稿日:2023.01.07
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