【感想】パスワードのおくりもの new(改訂版) 風浜電子探偵団事件ノート2

松原秀行, 梶山直美 / 講談社青い鳥文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • johntama

    johntama

    ※当時私が読んだのは、改訂版ではありません(^^;

     『パスワードは、ひ・み・つ』に続く第2弾。パソコン通信の会議室というか、チャットで知り合った少年少女が、身の回りにある小さな事件を解決していく。

     今回は、顔文字とかグレ電、カードCなど、懐かしい話題もあって、当時を思い出した。ちょっとした三角関係も描かれていて、なかなか気が利いたお話である。
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    投稿日:2014.03.23

  • やお

    やお

    “「うーん、だったらスマートフォンか?」
    「残念、ぼくはまだ子どもだからね。そんなツールは持ってないぞ。」
    「そうかあ……だとしたら、それこそ超能力でもつかわないかぎり、アクセスできっこないと思うけどなあ。」
    「マコト、もちろん本気でいっているのではあるまいな?」
    ネロが加わってきて、ぴしゃりといった。
    「超能力をトリックにつかうのは、ミステリーでは厳禁ではなかったかね。」
    ミステリーのトリックには反則がいくつかあって、超能力やオカルト現象もその中にふくまれているのだ。
    「わかってるよ、ネロ。けど、ほかにどんな方法があるのさ。ぜったいに不可能だよ。」
    「ほんとうに、そうかね?いつかもいったが、視点をかえてみることがかんじんと、わたしは思うのだがね。」
    「視点をかえる?」”[P.157]

    今回はだいぶ変わったなー。スマートフォン出てる。
    最初の頃は恋愛模様だいぶ右往左往してるなぁ。
    昔読んでた頃は年上を思い浮かべていたのに、イメージが書き換えられる。小学生だよ小学生。なんてこった……。

    “「でも、なんなの、これ?」
    「ぜったい、ぜ〜ったい、だれにもないしょよ。」
    といって、まどかはわけをうちあけた。
    なあんだ、そういうことだったんだ。みずきは胸につっかえていたものが、すーっと消えていくような気がした。
    「ふーん、やるじゃん、まどか。もう、好きな男の子がいるなんて。」
    「やだやだ、みずき、ないしょだってば。」
    好きな男の子かあ。あたしはどうなんだろう。そんな男の子、だれかいるかな……。
    マコト?
    みずきは自分でもびっくりして、思わず首をふっていた。ううん、まさかね……。”[P.253]
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    投稿日:2012.06.02

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