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吉村明美 / プチコミック (3件のレビュー)
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深川夏眠
このレビューはネタバレを含みます
最近、久しぶりに『ようこそ青(ブルー)』を読んで、 何度も見ているはずの巻末の広告を改めて目にし、買うことにした。 実母とその愛人に虐待される少女の話で、 これはどうあっても勧善懲悪ハッピーエンドでなければならぬ…… と思いながら読んでいったら、 結果は当然そうなんで、悪くないんだけど、 あまりにも短いスパンで事件解決しすぎ。 ページ数の都合でこうなりましたってことなのかなぁ、と。 が、同時収録「雪の夜の匂い」は予想外にイイ話だった。 仕事とは、生きる意味とは何だろうと悩む若いサラリーマンが、 かつての同級生と再会し、やる気と希望を貰う話。 素敵。
投稿日:2012.10.05
great_degwin
人の心の闇とか、救われる心とか、そういうのを描くのがうまい人だなぁ〜といつも感心する。昔の作品も文庫になったやつを読んでみたけど、やっぱりどれも人の闇の救済がある気がする。
投稿日:2007.06.20
masaki0
12月26日読了。これも友人に借りた。吉村明美さんの漫画は『薔薇のために』を読んで以来、かなり好き。絵も綺麗だし、迫力があるし、何よりストーリーがいい。少女漫画っぽくないところがとても好き。この本も胸…にぐっと来るものがあった。表題作も良かったけれど、もう一つがさらに良かった。冴えない普通のサラリーマンが主人公ってあたりが、本当に少女漫画らしくないけど。続きを読む
投稿日:2006.12.26
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