【感想】ジョン・P・コッタ― 実行する組織

ジョン・P・コッタ―, 村井章子 / ダイヤモンド社
(13件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • motoy0415

    motoy0415

    うーん「企業変革力」程の衝撃なし。いわんとすらことは、ベンチャー企業みたいなことを、大企業内でやれってことかなと理解。ベンチャー企業は何も知らないから無鉄砲ができるのだ。大企業内部の羊たちにはベンチャーはうみだせない。

    大きなことを成し遂げた人、が必要。幾人ものリーダーが必要。小さく始める方法が必要。大きな目標が必要。効果大きくできるかどうかの見極めが必要。そうでなければ、鼻息荒い人たちの、給料無駄遣いな結果になりがち。

    大企業は大半がピーターについていく羊だが、なんせ社員数が多いから、社長が3%くらいいるまともな人材を引きつければなんとかなる、ということなのかも。まともな人材っていうのは、次の社長になるくらい優秀な人なのだろう。
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    投稿日:2024.03.24

  • Go Extreme

    Go Extreme

    第1章 階層組織の限界

    組織にとって最も根本的な問題
    ネットワーク組織から階層組織へ
    階層組織の限界
    新しい道「デュアル・システム」
    本書の構成

    第2章 デュアル・システムとは何か

    高業績企業は実施していた
    デュアル・システムの構成
    デュアル・システムを成功に導く五つの原則
    八つのアクセラレータ
    ネットワーク組織の波及効果
    推進力を生むために

    第3章 失敗事例に学ぶ、企業が陥りがちな罠

    P社の事例 ── 新しいCEO、新しい戦略
    人事情報システムを開発する
    はたして、プロジェクトの価値は
    暗礁に乗り上げる
    思い込みの罠

    第4章 リーダーシップの本質と企業組織の進化

    ベストプラクティスの限界
    マネジメントとリーダーシップの違い
    多くの企業がたどる、組織のライフサイクル
    いま必要なのは、原点回帰アプローチ

    第5章 成功事例にみる「五つの原則」「八つのアクセラレータ」

    デュアル・システムをうまく回すには
    業績が伸び悩むT社の挑戦
    デビッドソン、五つの原則を肝に銘じる
    アクセラレータ① 危機感を持ち、機会の実現をめざす
    アクセラレータ② コア・グループを形成する
    アクセラレータ③ ビジョンを掲げ、イニシアチブを決める
    アクセラレータ④⑤ 志願者を募り、イニシアチブを進める
    アクセラレータ⑥⑦⑧ 最初の成果を上げ、さらに成果を上げ続ける
    誰もが驚いた二年後の成果
    その他にも成功事例はある

    第6章 真の危機感をいかに醸成するか

    組織は本来的に自己満足に陥る
    自己満足と偽の危機感
    心を開き、外の現状に気づかせる
    トップがロールモデルになる
    成果を祝い、前向きのエネルギーを生む
    いつでも、どこでも、誰に対しても

    第7章 大きな機会、大きな可能性

    なぜビジョンではなく、「大きな機会」なのか
    ビジョン、戦略目標のデメリット
    大きな機会を伝わりやすく示すには
    ケース① 製造サービス会社の成長の加速
    ケース② サプライチェーンの改革
    ケース③ 医療関連企業の営業改革
    ケース④ 軍隊の組織改革

    第8章 デュアル・システムを巡る「よくある質問」

    多くの人の不安と疑問に答える

    終章 企業の未来とデュアル・システム

    変化は加速し続ける
    戦略は大きく進化した


    資料A 従来の変革手法はまだ通用するか
    資料B いまデュアル・システムを導入すべきか
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    投稿日:2022.06.06

  • 横

    難解 一読をしても容易にイメージができませんでした。

    デュアル・システムを用いて大組織を、ベンチャーの速度で動かしてビジネスを加速させるが、ゴールです。

    効率的な階層組織で日常業務をこなしながら、創業時と同様のネットワーク組織をあわせて導入する。

    階層組織の10%のメンバーをネットワーク組織に参加させて、自発的に変革を進めるもの。

    コンサルタントが、行うのではなく業務に精通しているメンバーが行うことでやりたい気持ちを引き出し、少ないコストで成功に導きます。
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    投稿日:2021.12.09

  • 高岡  亮

    高岡 亮

    「実行する組織」
    1.購読動機
    戦略、戦術、戦闘。
    最後の戦闘、行動があって、初めて戦略の有効も失敗も検証できるから。

    2.書籍からの学び
    実行できない、しない組織にはいくつかの原因が存在します。
    その一つの原因が、組織のメンバーが、下記を理解できていないこと。
    ①外的環境が自社にどんな脅威をもたらすのか?
    ②①に対して、自社は、何を目的に、どの市場を、いつ、どのように獲得するのか?

    さらに、ドリルダウンすれば、会社が考える重要性とメンバーが考える重要性の方向が合致すればこそ、変化への適応スピードに良い影響をもたらすということ。

    3.最後に
    継続性が大事ではなく、組織がとる戦略が有効ならば、それは徹底的に実行するが成果となる。
    最近考えることは、プロジェクトが時間の経過とともに、行動の量も質も低下する傾向が観察できること。
    当事者がもったいない、やらないことの機会損失を定量的に把握したときに自律的な変化が起きるのだろう。

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    投稿日:2021.05.04

  • papanda

    papanda

    デュアルシステム、8つのアクセラレータなるほどねー。とっても合意する内容なのですが、これもまたどうやって実現するのかin日本というのが、難しくてですね。

    投稿日:2021.01.03

  • カルサディーナ

    カルサディーナ

    大企業がどうベンチャーのように素早く、価値を生み出していくのかのノウハウが詳しく載っている。働く一社会人として、とても魅力的に感じるシステムが載っていて、しかも簡単な言葉で書かれているからワクワクしながら読み進められる。こんな組織で働きたい!理想だ。実現は難しいんじゃないか…と思ったりも。続きを読む

    投稿日:2020.09.10

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