【感想】新・世界の七不思議

鯨統一郎 / 創元推理文庫
(65件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
7
23
22
4
0

ブクログレビュー

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  • アラダイ

    アラダイ

    初めて鯨さんの作品を読んだが、解釈が面白い。
    受験で世界史を専攻していので、全てが理解できて大変面白かった。

    投稿日:2023.08.17

  • ume67154

    ume67154

    「前作の邪馬台国はどこですか?」が面白かったので「新・世界の七不思議」も読んでみた。面白かったが前作ほどの衝撃はなく、推理にしては論拠が薄いように感じた。この小説の面白さは作中にでてくる酒が象徴しているように思う。酒を飲みながらの与太話ではあるけれども、シラフのバーテンダーや大学教授がちゃんとした知識を提供する。そして、酔っ払いのようにハジけた発想だけれども、しっかりとした論理構成で新説を話す主人公。この「酒場で話してたらなんかすごいアイディアでできましたよ」「翌日になったら覚えてませんけど・・・」といった雰囲気がこの小説の面白さだと思う。そこでいうと、今作は論拠が薄く酔いが回りすぎている感が強い。ネタバレになるが、最後の「実は日本が世界の謎の全ての源流かもよ」感はやり過ぎ、そういった話を読みたければ、そういう本を読む。もっと推理小説らしい論理的な組み立てを読みたかった。続きを読む

    投稿日:2023.07.26

  • sambo0217

    sambo0217

    登場人物のキャラクターはともかく、様々な説がズバッと語られてて痛快だった。

    始皇帝の件なんか中国の歴史が好きな自分にはすごいロマンスを感じた。ナスカの地上絵やストーンヘンジの話も凄い興味深かった。

    賢い人が読んだら色々意見もあるだろうが、自分はしっかり楽しめた。
    続きを読む

    投稿日:2023.05.23

  • kouhei1985

    kouhei1985

    『邪馬台国はどこですか?』の姉妹編。

    世界の古代史を扱っていて、宮田は専門外という設定。なので扱うテーマについては毎回無知で(読者に説明する必要もあるので)、静香やバーテンダーの松永の説明を受けてその場で新説を考え出すというパターン。

    宮田自身に知識がないため、静香との舌戦が一方的になりがちで少々物足りない。

    三谷教授の代わりに、来日中のアメリカ人歴史家・ジョセフが聞き役。

    扱われるテーマは、アトランティス大陸、ストーンヘンジ、ピラミッド、ノアの方舟、始皇帝、ナスカの地上絵、モアイ像。

    登場人物が飲むカクテルの情報もいろいろ書かれている。
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    投稿日:2022.08.18

  • こゆこ

    こゆこ

    静香さんの罵倒がちょっとキツい
    宮田さんが何も知らない設定なのに最後のオチを持っていくのもなんだか…
    今までのシリーズと違ってこちらも知らないことが多いというのもありますが、納得感が薄かったなと感じました
    面白い部分ももちろんありました
    始皇帝のところとかは面白いなと思いました!
    でも前シリーズの邪馬台国や文豪の方が面白かったな〜
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    投稿日:2022.08.09

  • wick

    wick

    このレビューはネタバレを含みます

    アトランティスとはアテネのソクラテスの隠喩というのが一番よかった。ストーンヘンジも天を支える台座まではよかったけど鳥居はどうだろう。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.02.08

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