【感想】虚栄の肖像

北森鴻 / 文春文庫
(17件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
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ブクログレビュー

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  • umintyu3003

    umintyu3003

    前作に続き。ちょうど著者が亡くなられた後に出た文庫なのか。

    歴史学科出身の素養はあるんだろうけど、「取材」で片すのもすごい笑

    投稿日:2022.05.22

  • なー

    なー

    北森鴻が2010/01に亡くなって、ちょうど10年。野暮スレスレのゴージャスな趣味が鼻につくのに病みつきになったのは、綿密な取材に裏付けされた特殊な世界の書き込み振りに引き込まれるから。不思議な作家だったなあ。続きを読む

    投稿日:2020.02.02

  • もっこ

    もっこ

    深淵のガランスに続くシリーズ第2弾にして最終巻。
    「虚栄の肖像」「葡萄と乳房」「秘画師遺聞」の全三篇を収録。
    北森氏の描く主要キャラは本当に魅力的だと思う。
    中でも萌えまくりだったのが、佐月恭壱。
    画修復には危険が付きまとう。
    その絵が偽物だった場合、修復したことで、偽物を本物に
    仕立て上げてしまう危険が伴う。
    脇役たちとの駆け引きも見ものなんだけれど、
    「葡萄と乳房」「秘画師遺聞」で恭壱の元カノが登場。
    これがなんとも切なくて、絵画にまつわる謎と相まって
    ドキドキが半端なかったです。
    続きが読みたかったです(T□T)
    続きを読む

    投稿日:2019.12.17

  • yaziem

    yaziem

    独特の静かなトーンが漂う短編集
    絵画修復師の主人公への依頼は、不穏な出来事への入り口

    天才的な技術を有する主人公と、周りを固める脇役が魅力
    貴重な美術ミステリだけに、急逝が惜しまれる
    続編の予定があったとしては尚更続きを読む

    投稿日:2019.03.28

  • smile0930

    smile0930

    再読3回目。
    絵画や骨董の素養がなくても、どっぷり楽しめるのは何故なんでしょう。絵画修復やお酒の種類に詳しくなれたのは、この連作のおかげです。
    主人公の過去が少しずつ見えてきて、謎に包まれた周囲の人々の正体も少しずつ明かされてきて、まだまだこれから、というときに。。。
    ご冥福をお祈りいたします。
    続きを読む

    投稿日:2017.11.18

  • Bookrium

    Bookrium

    絵画修復師という馴染みのない職業が登場するシリーズ。さすがは北森氏という知識と緊張感に満ちた作品です。冬狐堂のキャラクターが、彼女がメインの作品と比べてややアクが強く描かれているのがまた面白い。
    このシリーズの続編を二度と読めないと思うと、改めて残念で仕方がないです。続きを読む

    投稿日:2016.06.18

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