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上野誠 / 講談社文庫 (8件のレビュー)
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charlie-iruka
著者は万葉文化の研究者で遣唐使の物語。史実に近いのではないかな。 大変な冒険。当時の長安、見てみたい。
投稿日:2017.12.27
saga-ref
万葉文化の研究者が「遣唐使」を小説化。三十八の小編に分けて進行する物語は、研修者が執筆したことを知ると程よい長さの講義のようだ。会話文は現代風で、しかし時代考証に目くじらを立てさせないような、流れるよ…うな文章。風と海流に翻弄される当時の航走で命懸けで大陸へ渡り、そして帰ってくる、そのことを史料に肉付けして綴られた素晴らしい歴史小説に仕上がっている。続きを読む
投稿日:2017.08.17
ヴェロニク
新書が面白かったので、こちらも読んでみる。 もっと前からあると思ってたら、割と最近のものだったのか。 日本史には疎いもんで。しかし史実を膨らませてあってか面白かったです。 渤海国ってあまり知らなかった…ので気になりました。続きを読む
投稿日:2017.07.23
hazelnuts2011
遣唐使の旅を「数奇な冒険」とはうまく表現したものだ。天平の甍のようなミゼラブルな苦労にフォーカスした物語ではない。旅先の出来事、転々とする航路、渤海vs新羅の狭間突破。どれもがエキサイティング。決して…不謹慎とは思わない。続きを読む
投稿日:2017.01.15
madmarble
語り口は散文調。と思ったら、著者は学者さんだった。小説としては物足りない気もしたけれど、とにかく、あまり知らないこの時代の雰囲気や外国の様子、外交問題を知ることができてそこが楽しい。なにより遣唐使の苦…労が目に見えるようで、とても面白かった。 また、今まで見たドラマなどと違って吉備真備や阿倍仲麻呂が悪役なのが意外と面白かった。 半ばまで読んで初めて再読だと気づき、ショック。続きを読む
投稿日:2016.05.18
yuki
さすがはスペシャリストという作品。 史実に基づいているとは言うものの脚色が素晴らしく、小難しいところを軽々と跳躍させる筆技。 天平ロマンに心が躍る。
投稿日:2015.03.04
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