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船戸与一 / 小学館 (4件のレビュー)
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jx0
どこで教えられたか忘れたが、船戸与一のデビュー作と知らずに読んだ。この本が、出版時には全然売れなかったというのが信じられない。 情報組織に関する情報源がなく、フォーサイスの作品から類推するか噂を受け入…れるしかなかった、という話に納得する。続きを読む
投稿日:2017.06.02
geta22
作者追悼。 デビュー作には作者の全てがあるということだが、 国家権力に虐げられる弱者の視点、ある。 暑苦しいような文体、ない。と思ったら文体について作者が苦闘していたことが巻末「デビュウ事情」で触れら…れていた。 個人的にはこの「デビュウ事情」が大変興味深かった。続きを読む
投稿日:2015.05.20
kairash
船戸さんが亡くなったのとゴルゴ原作者という要素が重なったことが読むきっかけとなった。最後死なずに敵を殲滅すればゴルゴ。空気感は相当ゴルゴに近い。
投稿日:2015.04.26
薔薇★魑魅魍魎
加瀬邦彦が自死したというのに驚いているところ、船戸与一までもが身罷ったというので、茫然自失というか気が抜けてしまって、朝も昼も食事しないでいたらフラフラになってしまったのです。 高校生になってすぐ、…なにげなく何の予備知識もないまま手にとったこの本の単行本(1979年版)を読んだ時の衝撃は、そう、体中が震え興奮に沸きあがる体験は、今も鮮明すぎるほど鮮やかに覚えています。 『満州国演義』全9巻をきっちり完成させて逝ってしまうなんて、全巻にサインしてもらったのが良かったのかどうか、まだ第1巻から読み始めたばかり、よーし お弔いだ、怒涛のごとく読むぞ!続きを読む
投稿日:2015.04.22
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