【感想】政治の教室

橋爪大三郎 / 講談社学術文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

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  • 人事小僧

    人事小僧

    政治の本質は何かを決めること。裏を返せば、多くの選択肢を捨てること。決定の仕組みの分類を歴史や宗教と絡めて易しく解説している。

    個人的には良書と思うが政治の知識乏しく、確かな内容か否かは判断できない。もう少し硬めの作品を一冊読もう。続きを読む

    投稿日:2014.04.03

  • goichiga5

    goichiga5

    草の根民主主義
    1政党として活動しよう2どんな意見も自由にのべよう3何人かあつまりグループをつくろう4地域ごとに、政党支部をつくろう5政党支部の役員を選挙しよう6予備選の準備をしよう7会計報告をガラス張りにしよう8予備選で候補者を決めよう9選挙をボランティアでやりぬこう10政党の本部の、言いなりになるのはやめよう続きを読む

    投稿日:2012.08.19

  • shoji1217

    shoji1217

     あたりまえながら、日本は、江戸時代、明治維新、明治憲法、昭和憲法と、いろいろな政治体制の変革を通じて、現在民主主義の体制をとっているが、国民が王様とかを倒して、その代表からなる議会に法律を定めさせて、残った王様なり、その代わりの大統領や首相を縛るという意識がない。

     なんとなく、アメリカがもってきた議院内閣制と現行憲法そして、日米安保条約をうけいれざるをえず、それが長続きしているから、別に法律など官僚が勝手につくって勝手に運用しているとうい意識になる。

     それを利用して、官僚とか行政府側の政治家が脱法的な行為を平気でやる、こういう構造なのがよくわかった。別に先生はそこに重点をいれているわけではないが。

     先生は、民主主義の蘇生にリアリズムが必要とされ、そのリアリズムのための3条件。これもあたりまえだが、大事。

    (1)科学の精神といってもいいが、因果関係が明確なものは素直に認める。
    (2)自分の主観を相対化する。
    (3)専門家に任せることと、それと同時に言論の自由を確保する。(p151)

     主義主張もはっきりしているが、きちんと、感覚的な日本人論になることなく、きちんと日本人の意識のかけているところを指摘しつつ、具体の対策も提案しているところがいい。
    続きを読む

    投稿日:2012.06.16

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