【感想】なりゆき斎王の入内3 ~この恋路、乱れがはしき~

小田菜摘, 凪かすみ / ビーズログ文庫
(5件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ごまみそずい

    ごまみそずい

    このレビューはネタバレを含みます

    熊野編。新帝となる縋子内親王が突然熊野行きを言い出し、塔子と明槻も同行することに。ということは、塔子と明槻それぞれに影響を与えている貴哉おじさまが絡んでくる!
    一年後「塔子が笑っていられないのであれば」熊野へ戻す、という約束。それに囚われて消極的だった明槻が、とうとう自分の意思でプロポーズ!
    平安ものは、時代背景ゆえになかなか直に話したり進展させたりできない故のもどかしさが味ではあるけれど、やっぱりこんな風にきっぱりしたシーンがあるといいですね。

    この旅で微妙にもつれている二人の糸がまっすぐになるか!?という恋愛パートに、海賊騒ぎや烏の死体、土地問題が絡んできて、貴哉おじさまがあんなことになって続きは次巻!
    おじさま派としては気がかりな終わり方だし、塔子は東宮とくっつくのだろうけれど、この先どんな紆余曲折があるのか楽しみ。

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    投稿日:2022.01.29

  • goya626

    goya626

    主人公の塔子の天然じゃじゃ馬ぶりと次の天皇に決まった斎院宮の縋子の無茶ぶりが楽しい。急に熊野に行きたいと言い出した縋子に塔子も暁もついていく。そこで、海賊に襲われたり、烏の死体を置かれたりと不審な動きがあるが、中心は塔子と暁(実は東宮の明槻親王)のぎこちないやり取り。塔子は熊野(橘貴哉)を取るのか都(東宮)を取るのか、まあ結果は明らかだろう。続きを読む

    投稿日:2022.01.24

  • コプ眠

    コプ眠

    熊野に行くので貴哉登場。塔子の直情行動だけみるとアホっぽいけど、ま、きゅんきゅんするためには必要です。

    投稿日:2020.08.25

  • 本読み隊

    本読み隊

    熊野編でごさいます。
    彼が東宮であることを知った塔子は、今まで気さくに話ができた暁がいなくなってしまって、彼とどう対峙していいのかお悩み中。
    一方、彼女に急に距離をとられてしまって、明槻としても落ち着かない。そのうえ、熊野でのびのびする塔子を前に…

    というわけで、ぎこちないキュンな雰囲気の2人の間に叔父の貴哉の登場で、どんな展開になるのか楽しみな巻となっております。
    もちろん、熊野行啓では怪しい雲行きも…
    やっと塔子が恋を自覚してきた辺り、とっても嬉しい。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4518.html
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    投稿日:2015.07.08

  • うらこ

    うらこ

    このレビューはネタバレを含みます

    前巻で暁=明槻だと塔子にばれて、明槻と塔子の関係がかなりぎこちなくなってます。これが強引俺様ヒーローだといいんですけど、そこは奥手な明槻なもんで、遠慮ばっかりして、ちっとも話が進みません。明槻しっかりしろっ!って感じです。

    新キャラの悪太郎範康は熊男とあるわりに、凪かすみさんにかかればかっこいいワイルド系になってて、意外と明槻より性格的に好きかも。

    貴哉が塔子と明槻に助言のような苦言のようなことを言ってるのも気になりますけど、気遣いの明槻だと強引にはいけないでしょうね。

    この巻は正体がばれちゃってからの展開としては、ちょっと物足りなかったので、次巻の展開を期待です。

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    投稿日:2014.12.28

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