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村山幸徳 / 角川フォレスタ (1件のレビュー)
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香具師山啖呵堂
毎年出ているのは知っていました。 私も占いを学んでいる者の端くれとして勉強しておこうと、まず、2015年版を拾い読みしてみました。 本命星(九星)のタイプ別に2015年の傾向が書かれているのです…が、2015年を思い返しながら読んでみてもあまりピンと来ません。 まあ、個人の状況や環境は色々あるのだから、9つに分類するのは無理があるのではないかと。 個人の運勢の流れは、あくまでも個人的に行うべきものでしょう。 とはいえ、本書はそれ以外の部分に読みどころ満載です。 著者はコンサルタントの会社を運営されているようで、コンサルタントとして有能です。 だから本書は有能なコンサルタントが経済状況を展望した書として十分意義あるのですが、村山師は本業の知識のみならず、広くて深い見識と教養をお持ちのようです。 経済や東洋思想のみならず、文学や歴史から西洋の自然科学やニューエイジ(ニューサイエンス)思想まで、話題は広く尽きることなく、自分以外の九星の部分の記述にも無駄な部分はありません。 今後毎年度版を読むのはもちろんのこと、過去の年度版も拝読して勉強させて頂かねばと思った次第。 しかし、速読ができずに読むのが遅い私としては、これ1冊を読むのは1か月がかりだ。何せ拾い読みだけで年末年始休み中に3日がかり。 2016年版は、毎月分割して1年かけて読もうと計画しています。 ところで、私が今一番心配していることは、戦後70年間続いてきた平和と民主主義が今後も続くのかということ。 本年には参院選が控えていますが、衆参同日選挙が行われるという予想もあります。 安倍晋三と橋下徹が手を組んで憲法が改悪される危険性が大いにあるのです。 その件については、2016年版を拾い読みしたり特典映像を見る限り、かなり楽観的に描かれています。 村山師によれば、安倍一強体制にも波乱要因がある、ということですが、そう楽観視できるものかどうか。 私の立場としては悲観的も悲観的、それもただの悲観的レベルではなく超悲観主義というか、超マイナス思考というか、最悪思考の持ち主であります。 村山師にお言葉を返すようで失礼ながら、私の見るところ、最悪の結果を覚悟しておくべきかと。 ともかく、平和と民主主義を守ること、独裁と言論弾圧と軍国主義には断固反対、これについては私は譲ることはできないし、皆様方にもお願いする次第であります。 http://iching.seesaa.net/article/432016685.html続きを読む
投稿日:2016.01.03
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