【感想】ぼくらの七日間戦争(角川つばさ文庫)

宗田理, はしもとしん / 角川つばさ文庫
(43件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
19
10
8
1
0

ブクログレビュー

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  • norinori207

    norinori207

    宗田理のぼくらのシリーズは好きでよく読んだ。子どもでも、理不尽な大人には負けないところは、読んでいていつも爽快な気分になった。おすすめ。

    投稿日:2024.05.01

  • はるのみや

    はるのみや

    2024年4月17日 宗田先生、お疲れ様でした。
    小学生の時に七日間戦争に出会ってからラストサマーまで。英治が中学生から大人になるまでずっと読んでいました。
    社会の理不尽、大人の狡さ。それをやっつけようとする子供たちのパワー。大人をやっつけた! やったね! でもそれだけではなく、どれだけ頑張っても勝てなかった、救えなかった話もありました。
    だからこそ、ぼくらシリーズにハマっていたのかもしれません。本当にありがとうございました。彼らと出会えたこと、ずっと忘れません。
    おーーーい 解放区!! そして宗田先生!! バイバーーイ!!  
    続きを読む

    投稿日:2024.04.17

  • ゆいな

    ゆいな

    先生が来る時はこわいけど、
    最後は楽しくおわって、
    感動しました。
    怖いところもあって、
    たのしいおはなしです。
    みなさんもぜひ、見てください。

    投稿日:2024.03.29

  • 煮干しフルーツ味

    煮干しフルーツ味

    小学生の頃に読んで今でも忘れられない大好きな作品
    the青春てかんじ読んでない人はこんなことしたら楽しいだろうなとかやんちゃしてた頃があったなとか青春時代を思い出せる作品です。
    まだ読んでない人は是非読んでみてほしいです!続きを読む

    投稿日:2024.02.18

  • Manas

    Manas

    小さい頃のこういった思い出は大人になってからも良い思い出として記憶に残るよね。そういった熱い気持ちも大人になったら社会の波に呑まれ忘れてしまう。だからこそより一層眩しい思い出となるのだろう。解放区から上げた花火のように続きを読む

    投稿日:2023.10.25

  • 司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

    司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

    このレビューはネタバレを含みます

    明日から夏休みという日、東京下町にある中学校の1年2組男子全員が姿を消した。事故?集団誘拐?じつは彼らは廃工場に立てこもり、ここを解放区として、大人たちへの"叛乱"を起こしたのだった!女子生徒たちとの奇想天外な大作戦に、本物の誘拐事件がからまり、大人たちは大混乱…息もつかせぬ大傑作エンタテインメント!「ぼくら」シリーズの大ベストセラー!小学上級から。

    「子供はおとなのミニチュアではないし、子どもの時間はおとなへの助走期間ではない。子どもは子どもの時間を生きている。英治たちは解放区で、自分の時間と空間を取り戻すのだ。」
    (『いつか君に出会ってほしい本』田村文著 の紹介より)

    なんで彼らは立てこもったのか。何があったのか。
    それはあまり具体的にはふれられていない。21人の生徒が、自分の意志で立てこもった。敵は親なのかもしれない。先生なのかもしれない。すべての大人に対してなのかもしれない。一人ひとりの心のうちは書かれていないけれど、だからこそ、この年頃の「大人未満子供以上」の子供たちが共感できるのだと思うし、
    今の時代でも読み継がれているのだと思う。

    ・21人(&女子生徒!)がそれぞれに特技を生かして戦い、普段は仲良くもなかったクラスメイトたちが意気投合するのが面白い。
    ・一人浮浪者の老人がまじり、少年たちの心強い味方になるのもおもしろい。
    ・マンホールを抜けるの、つい最近読んだ「都会のトム・ソーヤ」にも出てきたぞ!?
    ・ラストは戦って血まみれ・・ではなく、スカっと終わるのがとてもよい。帰ってから彼らはどうなるのだろう・・と心配に思うけれど、この7日間のことは彼らは絶対忘れないだろう。
    ・最近の小説だと、もっと「物分かりのいい大人」「子供目線の大人」が登場しそうな気がする。PTAの婦人たちや竹刀をもったセン公、ぎゃーぎゃーわめく親たち、自分の子に「ぼくちゃん」という甘い親、市長、校長、警察署長がおそろいでポルノビデオ鑑賞会・・。この本に出てくる大人たちはほんとわかりやすく悪い 笑 

    それにしても体罰!先生のセクハラ!見せしめ!
    ほんとうにこんなことが普通にあるの?いや、あったんだよ昔は・・(ぞわぞわ)目に見える暴力だけでない、大人の汚い世界は今もふつうにあるけれども。

    メモ:
    相原父「君は安田講堂が陥落するときの、最後の放送をおぼえているか?」
    母「おぼえているわ。われわれの闘いは決して終わったのではなく、われわれに代わって闘う同志の諸君が、ふたたび解放講堂から時計台放送を再開する日まで、一時この放送を中止します。」
    父「もしかしたら、あの子どもたちが、おれたちに続く連中なのかもしれない。彼らを突き動かしているのは思想じゃない、生存の本能さ。」 p.94

    小黒「おれってさ、みんなから見たらいやな奴だと思うんだ。ところが、お前は仲間に入れてくれた。うれしかったぜ。」「みんなでやることが、こんなに楽しいってこと、俺は知らなかったんだ。このまま勉強ばかりして東大に入ったら、大切なものを忘れるところだったよ。」p.136

    学校には教育法第11条というものがあり、校長及び教員は、教育上必要があると認められるときは、監督庁の定めるところにより、学生及び児童に懲戒を加えることができる。ただし、体罰を加えることはできない。ということになっているが、酒井は、こんなものがあるということを知ってか知らずか、生徒たちに暴力の限りをつくしている。その一例をあげると、
    ウルトラC(口の中に汚い雑巾をつっこみ、それをかませてしぼる)、
    ミンミンバット(柱にセミの真似をしてしがみつあkせ、ミンミンと鳴かせる。からだがずり落ちてくると、バットでなぐる)、
    チチのかたき(おっぱいをつねる。女子生徒は悲鳴をあげる)p.139

    非行中学を3年間で都内有数の模範校にした校長の榎本。「みんなうまくいかんのは、子どもを人間と思ってとるからだ。奴らや動物と思えばいいんだ。犬や馬を調教するように、鞭で仕込めば必ずうまくゆく。これが秘伝だ。」「管理教育のどこが悪いんですか。鉄は熱いうちに叩けです」p.200

    宇野「子どもだって、大人だって、わるいことはわるい。そうじゃねえのか?どうして子どもだけマジにしてなきゃいけねえんだ?」p.304

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    投稿日:2023.09.26

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