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岩渕潤子 / PHP新書 (2件のレビュー)
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lt100031
このレビューはネタバレを含みます
この本は序章、1~5章、終章から成るが序章が最も面白く良く出来ている。1~5章は各国の歴史や文化を踏まえた、深みのある観光ガイドのような趣でその国に行く機会がある時に読む分にはいいと思う。しかし、芸術論や美術鑑賞において示唆的な意味を持つのは序章の内容である。「なぜ芸術を鑑賞するのか」「なぜ日本の美術館は楽しくないのか」「芸術鑑賞のルールとは何か」といった問いに対する回答に感心した。自身の固まった考えに気づかされて芸術に対する認識が少し変化した。「美術館は異なった価値観の展示場」という文が最も心に残った。 序章だけでも読んでより芸術を楽しめるようになりたい。1~5章はもう少し年齢を重ねてその国に行けるようになった際に読みたいと思う。
投稿日:2011.03.20
die Lorelei
美術館論を読みたくて借りたのだが・・・著者の個人的なオホホ旅行記といった感じで少々期待外れ。彼女は美人なのだろうか。090325
投稿日:2009.03.27
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