【感想】悩ましくて愛しいハングル

戸田郁子 / 講談社+α文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
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ブクログレビュー

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  • gaaco

    gaaco

    日本語の「家庭教育」が韓国語になると「飯膳縁教育」となる。
    「牡丹雪」では、「大山蓮華」。
    固有語は、私のPCにはハングルのフォントがないので、ここに打ち出すべくもないが、こうした言い回しの面白さに惹かれる。
    どういう発想がその背後にあるのかも、体系的ではなく、筆者の見聞を通した形で説明されていく。
    とても滋味のある本だと思う。
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    投稿日:2014.05.17

  • yoshinar

    yoshinar

    立て続けに読んだ2冊目の戸田郁子さん。『ハングルの愉快な迷宮』(2009)と同じく、身辺雑記に絡めて韓国語のフレーズを紹介してくれるもの。
    2冊の本を読むかぎり、戸田さんは1980年代初めに韓国に留学して以来(その前に旅行もしている)、韓国にずっと魅せられ続けている様子。韓国はおもしろい、韓国が好き、韓国って不思議――と戸田さんが自身が思い続けているという話が度々出てくる。韓流ブームという追い風もあってか、韓国について語る人がたくさんいるけれど、けっこう出合ってしまうのが、「自分はこんだけ知ってるんだぞ」といった自慢話めいたものだったり、あれが嫌い、この点ではまだまだ日本にかなわないじゃないかといった、食傷してしまう類。
    そういう人たちがいる一方で、戸田さんのような韓国とのつき合いの先駆者がこの本に書いてあるようなことを言ってくれていると新参者の韓国好きとしてはうれしくなる。黒田福美さんの言動にも同じようなことを感じるんだけど、二人とも1980年代からずっと韓国とつき合ってきて、きっと酸いも甘いも全部ひっくるめて韓国を受け入れているんだろうな。
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    投稿日:2011.10.22

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