【感想】「命の値段」はいくらなのか? ”国民皆保険”崩壊で変わる医療

真野俊樹 / 角川oneテーマ21
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 5.0
1
0
0
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • kazzash

    kazzash

    2013年8月10日発刊の書。

    帯に【1年間あたり400万円・・・払いますか? それとも死にますか?】とキャッチがつけられているんだけども、そんな煽りをするような本ではない。

    僕たち日本人が当たり前のように接している医療制度「国民皆保険」について他国の制度との比較や、存在背景などを経済学的な視点も交えわかりやすく解説してある。
    国民皆保険の是非を是非を結論するのではなくて、むしろ、そういった制度がある上で、どのように医療や命を考えていくか示唆に富んだ内容になっている。

    ----------------
    【内容(「BOOK」データベースより抜粋)】
    高齢者の増加と高額医療の出現によって"医療の過剰消費"が行われている日本。"国民皆保険"崩壊の可能性が近づく中で、医療はどのように変わるべきか? 病や老いとの付き合い方を考えるために必携の一冊。
    ————————
    【著者紹介(「wikipedia」より)】
    真野俊樹(まのとしき、1961年10月7日-)は、医師、博士 (医学)、日本内科学会総合内科専門医、FACP(米国内科学会認定専門医会上級会員)、日本臨床薬理学会認定医 。
    ————————
    【目次】
    序章 あなたの「命の値段」はいくらなのか?
    第1章 高額化する医療
    第2章 壊れる国民皆保険
    第3章 医療政策を変える経済学
    第4章 日本と対極の国・スウェーデン
    第5章 私たちはどのように長生きすればよいのか
    ----------------
    続きを読む

    投稿日:2014.04.23

  • satoshiohkubo

    satoshiohkubo

    国民皆保険制度を基盤とした日本の医療制度は、将来的な破綻が不可避に思われる。本書で扱う主題は大変興味深いものである。自分なりに解決の方向性を考えていかねばならないだろう。要勉強。

    投稿日:2013.11.13

  • kyoheimiyamoto

    kyoheimiyamoto

    伝統的に「命は地球より重い」という考えが強く、命の値段を議論することがタブー視されてきた日本。
    しかし経済が崩壊へと向かっている現状、合理的に医療を考えていかねば、という提案。
    そのためには行動経済学も一つの参考になろう、というのが要点だと思うが。

    議論がとっちらかっていてあんまり「合理的に」組み立てられている感じがしない。
    なんだかフワッとしていて言いたいことが伝わりにくい感じ。
    続きを読む

    投稿日:2013.10.09

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。