【感想】仕事ができる人はなぜモチベーションにこだわらないのか

相原孝夫 / 幻冬舎新書
(37件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
10
10
10
2
1

ブクログレビュー

"powered by"

  • GINNOJI

    GINNOJI

    高いモチベーションを維持する人などいない。気持ちに左右される時点で終わっている。

    モチベーション=やる気というのは自分自身の内面のはずなのに、高まらないことについては外的要因に責任を求めたがっている
    思考停止ワードの代表格である。モチベーションという考えが頭のなかに浮かぶシチュエーションは、危機感がなく、プロセスに没頭もしていない、結果に向き合っていないゆるゆる状態。

    社員に「やる気を起こさせる」必要があるのではない。「やる気を無くさないようにする」ことに気を付けてば良い。
    続きを読む

    投稿日:2023.07.01

  • はな

    はな

    前向きな言葉である「モチベーション」が、問題のある状況で使われがちというのに、なんか納得した。
    モチベーションは、思考停止ワード。
    本題の本質を見ずに、とにかくモチベーションのいう、ある意味個人の心の問題にしてしまうところにこそ、問題があるのではないか。
    モチベーションは後からついてくるもの。
    なんでもかんでもモチベーションという言葉で済ませようとしている今の会社の在り方でいいのか。まあ、よくないんだけど。

    モチベーションを上げることに努力するなら、基本に忠実に、仕事をルーティン化して淡々と進められるように、仕事のやり方を整備しようと思った。

    モチベーションって、上げようと思って上げられるものじゃないよなあ。
    続きを読む

    投稿日:2022.08.27

  • あおば

    あおば

    今の自分にぴったりな本。気分屋でモチベーションがあるときとないときの差がすごいから。

    いかに感情に左右されずに、行うべきことを実行できるか、継続できるか。

    キーワード
    ○ルーティン化
    →自由度が高まったために、考える時間が増えた。計画の重要性

    ○所属欲の低下
    →雇用不安が原因
    続きを読む

    投稿日:2021.11.22

  • うえけん

    うえけん

    <感想>
    モチベーションを問題視しない働き方「モチベーション0.0」。

    人材育成がテーマだが、下手な自己啓発本より精神状態に良い効果がある。

    「モチベーション」という言葉を聞くときに感じていたモヤモヤを見事に言語化している一冊。Howのついては「習慣化」で説明されいるため、具体的な対策を求めて読んだ人にとっては物足りないかもしれない。個人的にはWhyの詳細な解説が参考になった。行動の意図が腹落ちすることで迷うことがなくなり、行動が継続できるからだ。

    モチベーションは気分であり、モチベーションを高めるより、考えずに手が動く状態を作る方が重要なのだ。
    仕事は自己実現の場ではない。
    仕事は「自己完成」を目指すべきだが、「自己実現」を目的としてはいけない。


    <アンダーライン>
    ★「モチベーションが上がらない」「やる気がでない」とは、食うに困ららぬ立場にいる人の贅沢な悩み
    ・モチベーションは会社員特有の問題
    ・モチベーションという言葉が頭に浮かぶシチュエーションとしては、「弛緩した状況」にある時
    ★ハイパフォーマーは割り切りができる(パレートの法則)
    ★モチベーションの高い人は要求水準も高いため、自分自身を追い込む傾向がある
    ★成果があがるかどうかは、モチベーションの一定状態の持続ではなく、緩急である
    ★★仕事は辛くて当たり前
    ★デキる人は「型」と「習慣」で身体を動かす
    ★仕事なんていうのは、やりたくないことの方が圧倒的に多いわけだから、やる気なんてなくて普通
    ★★そういう考えでいると、少しくらいやる気が出なくてもそのような状況をいちいち問題視することもなく、かえって安定的に職務を遂行できる
    ・モチベーションが先ではない
    ・「何のために」を必要以上に考えない
    ・余裕病
    ★★あまりに自由であり、選択肢が多く、それゆえ迷いが尽きない状況は心身を疲弊させる
    ★★ある程度の制約があった方が心の安定が得られやすい
    ★★★「その部分でいくら悩んでも満足な結果は得られない」ことについて考える必要がない
    ・ハイパフォーマーに見る、モチベーションに左右されない働き方の特徴は「ルーティン化」
    ・「道」としての労働
    続きを読む

    投稿日:2020.12.30

  • だぶ

    だぶ

    このレビューはネタバレを含みます

    デキる人は「型」と「習慣」で身体を動かす 「ルーティン化」
    結局、何時に起きて、何時にごはんを食べて、何時~何時に仕事をして、などそういうこともきっちり習慣化しているほうが強いのだろう。思い出してみると、浪人生時代、よい習慣を持っていた人はちゃんと力をつけて、自分の目標としていた学校に合格していた。
    やりはじめた最初は苦痛だけれど、淡々と習慣化したときに自然と力もつくし、そのときにはモチベーションなんて関係ない世界にいるのだろう。
    自分はこの習慣化ってやつが苦手…
    やりがいのある仕事とか、自己実現とかではなくて、企業として何を目指しているか、そのために必要なスキルを考えたほうがよい、ということか。
    「道」を究め、「つながり」を重視する
    つまりは「守」「破」「離」、ってことなんだろうな。
    モチベーション云々ではなくて、飄々とやるべきことをやっていく。
    習慣化もうまくできている人をマネしながら、それから目的志向で行動する。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.04.19

  • maple

    maple

    モチベーションという言葉に踊らされているという戒めの一冊。

    確かに、モチベーションなんて言葉を意識し始めたのは、最近で安易に使ってしまっている感はある。
    まぁ、でも自分のやる気の原動力は何かを今一度考えたくなる。続きを読む

    投稿日:2019.06.12

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。