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安藤祐介 / 講談社文庫 (83件のレビュー)
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からやわ
主人公の弱気で人の目を気する性格が自分と重なった。積極的脱力思考、自分が思うほど他人は自分のことを気にしていないという考えは会議で発言できないことへの処方になりそう。 フィクションだし人それぞれでは…あるが、営業という仕事が、何を考えるのか、客に対してどう発言するのか、ストーリーがあるから具体的にミクロに知れた。続きを読む
投稿日:2024.01.06
shiro
営業には向かない主人公が、癖の強い社員を集めた営業零課に配属される。 最初の主人公は本当にダメダメで、読んでいていたたまれなくなっちゃうほど。 他に配属された職員は、色々な問題がありながらも自分たちの…得意を活かして売上を伸ばしていく。 本当に大丈夫?って思いながら読み進めるうちに、段々と自分を変えようと努力する。 バラバラな社員たちが徐々に団結していくのは嬉しい気持ちになるし、そんな彼らを応援したくなるお話、!続きを読む
投稿日:2022.12.31
omj
<今の気持ちのまま他へ行っても、あなたはまた同じ過ちを繰り返す> そしてもうひとつ。 <あなたは変われる> 学生の頃は毎朝同じようなスーツを着て同じ方向へ歩いてゆく人々の流れを見て、自分もこんな風に…普通の勤め人になるのだろうかと味気なく感じたものだ。しかしそれはとんでもない思い上がりだったと気付く。普通に勤めるということは大変なことだ。 奇妙な縁の力によって集い、同じ崖っぷちの境遇を分かち合う営業零課の人々。僕はこの先もこの営業零課で仕事を続けたい。だからこそ、この仲間のために少しでも役に立ちたい、ベストを尽くして頑張りたいと思える。 「そうか・・・。その節は非礼なことを言って申し訳なかった。最近、部下に謝ってばかりだな」黒田ばバツが悪そうに顔をしかめて苦笑した。 営業零課に 異動してから怒濤のように過ぎた1年の中で、父の言った<一隅を照らす者は 国の宝なり>という言葉の意味が自分なりに少し分かった気がする。それは身の丈をわきまえつつも目の前にある物事にベストを尽くせということなのだと僕は思う。続きを読む
投稿日:2021.04.07
nonono78
物語のスピード、登場人物のキャラクターなど、特に気になる点がなく気持ちよく読めた。 接待営業は今の時代とマッチしてないなーと思いつつも、一理あるかもと思わせる話だった。 続きがあれば読んでみたい!
投稿日:2021.04.02
headshrink
このレビューはネタバレを含みます
気の弱い営業マンはリストラに遭う寸前、最後のチャンスとして接待営業専門の営業零課に移動する。それぞれ癖のあるメンバーで50億の売上をあげなければ課は解散。 徐々に仲間同士助け合いながら目標目指して成長していく、という全くお決まりのパターンでほぼ予定調和の通りの結末。
投稿日:2021.03.26
あきお
【営業零課接待班】 久しぶりに痛快な著書に出会えました!主人公のマジオこと真島君、どことなく自分自身の性格に重なるところがあり、またマジオの運命を変えることになる五十嵐老人の一言一言がとて…も心に突き刺さりました。 自意識過剰、これは自他間の意識の差を上手く認識出来ずに極端な自己イメージを作り出してしまう症状であり、その自己イメージを過小評価してしたり、自分を責めたりしてしまう者、私にも心当たりがあるので、これから良い加減な生き方をする上では大切だと知らされました。 また『一隅を照らす』、これも以前所属していた岩田松雄先生のリーダーシップスクールでも教わった言葉であり、仕事をする上で必要な気持ちを改めて教わりました。 最後まで楽しく読むことが出来る、そして読了した時にはとても気持ちいい気分になれる著書でした!続きを読む
投稿日:2021.02.06
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