【感想】吉田茂 ポピュリズムに背を向けて(上)

北康利 / 講談社文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • katsuya

    katsuya

    長年積ん読だったがようやく読み始め一気に読了。歴代首相の中でも最も人気のある人物だが、じっくり言動を眺めたのは初めて。戦前戦後の不安定な時期に、軍部や他の政治家、マスコミ、占領軍を相手にしても、全くぶれない姿勢と本質を鋭く見極める能力は改めて素晴らしいと思う。ぶれないことが信頼につながり、戦時中にもかかわらず欧米からの信頼がゆるがない。実父と義父の影響を強く受けているようだが、この二人のことをもっと知るとより理解が深まるし、自分にも役立つ気がする。作者の北康利は、白州二郎や福澤諭吉についても著作がある。この本も400ページ近い分量だがテンポが良いので一気に読めるし、その場で見たり本人に聞いたかのような臨場感。続きを読む

    投稿日:2014.03.11

  • ニコ

    ニコ

    「この国が、国民の顔色をうかがって媚を売る政治家に、(中略)吉田茂というポピュリズムの対極にいた政治家について考えてみることは意味のないことではあるまい。」本書より抜粋 。

    投稿日:2013.05.04

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